岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#25 痛みとその対処について学んできました

毎月定例勉強会の今回のテーマは、「痛みとその対処」

3ヶ月に渡って学んできた肩、腰、膝の痛みの対処のまとめ的な内容でした。 個人的にはセッションで結果を出すことができなかったり、劇的な変化が出なかったりと課題があった。

勉強会はいつものように参加者の疑問、質問から始まったが、自分がセッションで上手くいかなかったことを質問した。 「お客様がどのような身体を作ることを目的、目標にしているのか」といったところを考えることも足りませんし、「その目的、目標を達成するためにどのような方法を何回トライし、他にどんなアプローチを試してみたのか」といった実践の部分もまだまだ足りないことを痛感した。

後半の実技では、まず自分がどのようなアプローチをしたのか、実際にやってみてチェックしていただいた。 先生からはモビリゼーションにしても結果を焦るために骨や関節を一生懸命動かそうとしてしまっているを指摘された。 それが原因で結果も出ないし、お客様が手技で痛みを感じてしまったいた。 本来のモビリゼーションは緊張のないルーズなポジションで「このようにしか動かない」という自然な動き、動かし方でやるから関節が本来持っている動きを取り戻したり周りの筋肉を緩めることのできるアプローチなのですが、まだまだわかっているつもりだった。

「こういった技術は1ヶ月、2ヶ月で簡単に身に付くものではない。何百回とトライして1年、2年かけてようやく身に付けることができる。」と先生にご指摘いただいたが、先生がやっていることを学んだからといって簡単に同じ結果が出せるほど身体調整は甘くなかった。

自分はまだまだトライ、修正の数が少ないから技術レベルが低く、結果が出ないのだということを改めて感じました。 もっと1つ1つの手技をレベルアップさせるためにどんどんトライして、反省、再修正するといった努力を積み重ねることが必要ですね。

その後は新しい手技、アプローチを教えていただいた。 自分が解決できなかった肩の痛みの原因である肩甲帯の動きを改善するためアプローチでは今まで胸鎖関節、肩鎖関節、肩甲骨と1つ1つアプローチしていたが、今回は仰向け、うつ伏せで肩甲帯全体にアプローチする手技を教えていただいた。

先生が行うと簡単に鎖骨や肩甲骨の動きが良くなって行く様子が見ているだけでもわかるが、いざやってみるとルーズなポジションをすぐに見つけることや、どんどん動きが良くなってくるようにというのは簡単にはいかない。 手の置き方、当て方を工夫したり、動きを見る目、感じ取る手の平の感覚を身に付けるために反復練習が必要だと感じた。

その他にも三軸修正法の簡単なものから少し技術が必要なものまで様々なアプローチを教えていただいたり、頸椎、胸椎、腰椎など脊柱の動きを改善するアプローチ、仙腸関節、股関節の動きを改善するアプローチなど、「自然体」の姿勢作りに必要なものをたくさん教わることができた。