岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#37 ランニングについて学んできました③

定例勉強会の今回のテーマは「ランニング」

まずはランニングのスキルや練習法などについてから。 自分で走ってみるとフラット着地や重心移動で走るというところは何度も教わっていることもあって身体が覚えてきているように感じているのですが、腕の振りがリラックスできていないと感じていたので修正法をアドバイスしていただいた。

意識すれば筋肉は緊張してしまうので、いかにリラックスさせるかがポイントだがタオルや紐を使ってランニングしたり、腕を振るのではなく脚の振動を利用して走ると簡単にリラックスした腕振りができるようになった。

練習については自分がやったことがないので目標タイムを設定してフルマラソンを走ろうとする時の練習法について質問した。

基本的にはトレーニングと同じですが、どのくらいのタイムが目標で、どのくらいの期間、週に何回走ることができるのかということから練習法を考える。 そして走り方、目標タイムくらいの時間動き続けることができる体力作り、1kmのベストタイムから計算したペースで走ることで走るための体力をつけ、最後はきちんと休養を取るそう。 ちなみに距離を走ることも経験しておくことは必要ですが、いつも長い距離を走る必要はないそうだ。

その他にもいろいろ伺ったが、タイムを向上させるためには持久力をどう向上させるのかを考えるよりも速く走る練習をすることが大切なのだそうだ。 マラソンをする方に多いのが、ゆっくり走ればずっと走り続けることができるが短い距離を速く走ることができなくなってしまうそうだ。 要はゆっくり走る走り方を身体が覚えてしまったために速く走る記憶がないのだそう。 そうなるといくら頑張ってもなかなかタイムは向上していかないということ。

速く走れるようになるためには身体が覚えてしまっているゆっくり走るというペースを破ること。 そしてそれは長くやるのではなく、30~50mといった短い距離で行うということ。 ペースを破るために必要なことは足を大きく速く動かす動かし方とストライドがポイントになってくる。

その後は実際に身体を動かしてフラット接地、上方への弾みを推進力に変えていくための練習やストライドを伸ばすための練習、上半身がフラフラしたり、骨盤の回転が左右違う場合の修正法を実践していつまた。 やはり重心移動や地面からの反動を利用し大きなストライドでリラックスして走ると気持ち良い。

それ以外にも太ももの外側が膨らんでしまっているケースの身体調整のアプローチや脚を細くするためのスクワット、下部腹筋といったものを教えていただいた。

魚住先生から教わるようになってもうすぐ2年になりますが、いろいろ教わることで今までよりたくさんのことが見えるようになってきました。 最近少しスランプに陥って「目的があって方法がある」はずなのに方法が先に来てしまっていました。 本来は目的に合った方法を考えるのが指導者の仕事です。 もう1度原点に立ち戻って基本的なことを思い出しながら実践していこうと思う。