岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#43 姿勢評価、動きの評価から自然体へ導く方法を学んできました

昨日は毎月恒例の魚住先生の勉強会に参加するため大阪へ。

勉強会のテーマは『姿勢評価、動きの評価から自然体へ導く』 昨年末の勉強会でも感じましたが、身体調整の技術のアプローチをたくさん知っていても原因や問題点をきちんと見抜くことができなければ適切なアプローチを行うことはできません。 そういう意味でも姿勢を見る目、動きを見る目はトレーナーには必要なものです。

自分なりの良い姿勢の定義を持って評価する

最近では様々な姿勢評価のツールがあります。 中には正しいと言われる姿勢からどのくらい崩れているのか細かく数値化してくれるようなものもあります。 数値化するかどうかは別にしてもトレーナーがクライアントの姿勢を見る時には自分なりの良い姿勢の定義を持っていなければどこがどのくらい崩れているのか気づくことはできません。

どんなやり方をすれば良いのかではなく、自分が思う良い姿勢をまずはきちんと持っていれば間違い探しのように問題点が何となく見つかるということです。 大切なのはトレーナー自身のフィーリング、直感だそうです。

そして次に大切なことはクライアント自身に自分の姿勢の癖を認識させることです。 それから、姿勢を直した後に良い姿勢の感覚も認識させることも大切です。 一般の方に必要なのはその良い状態をいつも維持することです。 いつも良い姿勢を保つために筋肉が使われていれば衰えることもありませんからね。 しかし、それを維持するために必要なポイントを本人がわかっていなければ常に良い姿勢を意識することも難しいですからね。

先生が実際にどのようにクライアントに姿勢の癖を認識させるのかを実際に見せていただきましたが、自分の姿勢を見せ、触り、クライアントに尋ねながら自覚させるという極めてシンプルな方法でしたが、1つ1つの癖を相手に認識させていけばなぜ身体に不調が出ているのか、姿勢が崩れているのかということが理解しやすくなります。 先生が実際に姿勢の癖を1つ1つ説明しているのを客観的に見ているだけでも姿勢の癖がよくわかりました。 そうなると姿勢が直った時の変化もはっきりわかるということです。

姿勢評価で問題点が見つかれば後はストレッチや関節モビリゼーションのテクニックレベルの問題です。

今回は皮膚のラインを使ったテクニックなど自然体の姿勢を作るために必要な新しいテクニックを教わったことも大きいですが、今まで教わった内容についてまだまだ修正が必要だということを改めて感じました。

教わったテクニックは何度もトライしていましたが、それなりに身体は緩むものの姿勢の変化を感じるまでには至っていませんでした。

特に股関節、膝、足首の正しい連動を作るテクニックは随分前に教わり、ずっとトライしていますが、先生がやっているやり方と同じように出来ていても、肝心な手のひらの感覚、筋肉がリラックスしているポジションで動かすということが抜け落ちてしまっていたので全く結果が違います・・・

修正していただいた手のひらの感覚、今回教わった骨盤の傾きや捻れを修正するアプローチは良い感覚を忘れないようにトライしていきたいと思います。