岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#44 バッティング、スイングの身体の使い方について学んできました

昨日は個人教授を受けに大阪へ。 今回は『バッティング、スイングの身体の使い方』を学んできました。

書店の棚を見ても飛距離を伸ばすためということで様々な本があります。 本によって様々な身体の使い方の理屈が書かれています。 その通りにできる人もいればできない人もいるでしょう。 本に全てを書く事はできませんのである意味仕方のないことなのかもしれません。 パーソナルトレーナーは技術コーチではありませんのでスイングのテクニックを指導することはできませんが、身体の使い方という部分では教えることも可能です。

しかし、姿勢と同じでスイングについても自分なりの基準がなければ動作についての評価のしようがありません。

振る動作も相手の身体の特徴に合わせてやり方を考える

しかも必ずしもAという身体の使い方が正しいというわけではなく、Bという使い方やCという使い方もあります。 それを相手に当てはめるのではなく、相手の身体的な特徴に合わせてどの身体の使い方であれば理に叶っているかどうかを見抜かなければなりません。 そこは競技の難しさかもしれません。

スイングスピードを上げるにも自然体のカラダであることが重要

飛距離を伸ばすためにはスイングスピードが必要になってきます。 そうなると筋トレで筋肉をつける、筋力を高めるという発想になりがちですが、そもそも身体が歪んでいて全身を使ったり、捻じることができる身体の状態でなければトレーニングしたところで思った通りにはならないでしょう。 ということは身体の状態がノーマルであることが求められます。 その方法=筋トレとはなりません。

それから、パワーをアップさせるためには筋力だけでなくスピードも必要です。 いくら筋肉があっても動作のスピードが遅ければ大きなパワーを生み出すことはできません。 捻る動作に負荷をかけてエクササイズを行ったところで動作のスピードは遅くなりますから当然スイングスピードの向上はそれほど期待できません。

ですから筋力以前に捻ることができる身体にするトレーニングをすることが必要なわけです。 それは必ずしも筋トレではありません。 身体の使い方ということですから調整力のトレーニングといったところでしょうか。

実際に先生の指導で全身の繋がりを意識しなからスイングしてみましたが、身体も徐々に捻りやすくなり、ゴルフをやったことがない私でもそれっぽい形にはなりました。 本などには『○○をああする、こうする』と身体の使い方についての理屈があれこれ書かれていますが、リラックスして全身の繋がりを意識して動作していけばそういった動きも自然とできていました。

それに絡めて野球のバッティングについても教わりましたが基本的な部分は変わりませんので気持ち良くスイングすることができます。 スイングを何十回と繰り返した後の方が筋肉も解れて軽くなりました。

ポイントを教わった後にトッププレーヤーのスイングを見てみましたがやはりポイントをきちんと押さえています。 そういった技術の高さがなければプロになんて到底なれませんよね。

その他にも指導の中でありがちなこと、力が入ってしまう方にどのようにリラックスの大切さ、リラックスする方がスイングスピードが上がるということを感じさせるかなどを教わりました。 特にリラックスは特別難しいこと、新しいことではなく、以前に教わったことを使えば良いのですが、それがすぐに浮かんでこないところが頭の硬さ、理解度の低さだなと痛感しました。

また1つ新しい発見ができ、充実した4時間でした。