岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

筋肉を大きくしたいなら負荷よりもしっかり追い込む

筋肉量、筋力をアップするためには大きな負荷をかけてトレーニングする必要がありますが、必ずしも高重量でトレーニングしなければならないわけではありません。 軽い負荷でも工夫次第で効果を得ることができます。

1回ぎりぎり挙げられる負荷の30%程度の軽い負荷で普通トレーニングしても疲労困憊まで行えば80%程度の重量でトレーニングした時と同じくらいの効果が得られるという研究結果もあります。

レーニング効果に影響するのは負荷の大きさよりも疲労困憊まで追い込んだか否かの方がインパクトが大きいということを示しているようです。

重い負荷でトレーニングすれば強度が高いので筋肉を疲労困憊まで速やかに追い込めるという側面がありますし、加圧トレーニングやスロートレーニングは軽負荷でも血流を制限することによって筋肉を素早く疲労させることができるという点では共通しています。

実際にトレーニングをしている様子を見ていても筋肉がしっかり付いている、身体が引き締まっているような方は1セットでも余力を残すことなくしっかり力を出し切れています。

反対に筋トレをしているのになかなか筋肉が大きくならない、身体が引き締まらないという方はただ重いものをやっているだけであったり、決まった回数をこなしているだけになりがちです。 これはセット間の休憩の際の様子を見ていてもわかります。

しっかり力を出し切っていれば息が軽く上がったり、汗が滲んでいます。 余力が残っている場合はこういった変化がほとんど見られません。 ですからおしゃべりをする余裕があります。

レーニングに慣れていない方がしっかり力を出し切る、疲労困憊まで自分を追い込むことはとても難しいことです。 そういった方にこそパーソナルトレーニングはお薦めなのです。

私もトレーニング中は正しいフォームでトレーニングできているのかはもちろんですが、筋肉の緊張が抜けていないか、適切な負荷をかけられているか、もう反復できないというところまで追い込めているかなど様々なところをチェックしながらきちんとトレーニングしてもらうように気をつけています。

ですから実際にトレーニングを受けて下さる方のほとんどが、 「自分1人でやった時は汗なんてほとんどかかないのに、トレーナーに付いてもらうと狙ったところにきちんと効いている感じもあるし、汗も出てきてしっかりトレーニングしている感じする」 と仰って下さいます。

そうして正しいトレーニングを継続することで筋肉が付いてくる、気になる部分も細くなる、肩こりや腰・膝の痛みが改善するといった効果を得ることができています。

レーニングをしていても効果を感じていない場合、適切な負荷でトレーニングできているかを見直してみることも必要かもしれません。