岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

いつも同じトレーニングで身体は変わらない

エストを引き締めたい、背中の弛みを引き締めたい、外見を変化させるためにはトレーニングが効果的です。 有名人が引き締めるためにやっているというエクササイズを紹介した本やDVDもたくさんあります。

そうすると同じものを一生懸命やっていれば気になる部分が引き締まるかというと、必ずしもそうはいきません。 それは“負荷設定”が大切だからです。 筋肉を付けたり、細く引き締めたりするにも適切な負荷でトレーニングすることが必要です。

本やDVDで紹介されているようなものは自宅で1人でもできるようなエクササイズが中心ですのでダンベルやバーベルを使うようなエクササイズよりも自分の体重をを負荷として使うエクササイズが中心です。 そうなると負荷が小さくなりがちです。 女性向けのシェイプアップ本に紹介されているエクササイズの設定回数はほとんどが20~30回です。

運動をほとんどしない人にとっては最初のうちはこれくらいでも十分な強度ですなのでそれなりに引き締め効果も見られますが、人は少しずつやっていることに慣れてきます。 すると以前よりも30回が楽にこなせるようになります。 その時には筋肉にかける負荷が軽くなっていますので筋肉にとっては楽な運動になってしまい、引き締め効果が出なくなってしまいます。

いつも同じトレーニングを続けていても身体は変わりません。 身体を変えるためには常に“新鮮な刺激”を身体に与えることが必要なのでパーソナルトレーニングでも負荷設定や強度がずっと同じにならないように変化を付けて行います。

ですがそれはダンベルを重くしたり、エクササイズをコロコロ変えるということではありません。 簡単なものを挙げてみると、 ・トレーニング中の姿勢や可動範囲を変える ・動くスピードを速くしたり、遅くするなどの変化をつける ・反動を付けたり といったことも刺激を変えるということでは効果的な方法です。 そういった変化を付けるので1回ずつのトレーニングでも変化が見られたり、継続することで見た目の変化が出てきます。

しっかり身体を変化させるために、いろいろトレーニングのやり方を変えて、刺激がマンネリしないように気をつけて取り組んでみましょう。