岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

トレーニング中の休憩を短くして動き続けるだけで効率良く筋肉を鍛えられる

筋肉をつけたり、気になる部分を引き締めるためには適切な負荷をかけてトレーニングを行うことが大切です。

負荷をあげる1番簡単な方法は“重さ”を増やすことですが、重くなるとケガのリスクが高くなります。

安全かつ効果的にトレーニングを行うためには『軽いもので重く扱う』ことがポイントになります。

レーニングしているのに効果を感じていない人がやってしまいがちなミスは、“休みが多い”ことです。 1セット終わった後次のセットをスタートするまでについついお喋りしていて休憩が長くなって疲労から回復してしまっている人もいます。

疲労が完全に回復しないうちに次のセットに入ることでより多くの筋線維を刺激することができます。 回復してしまうと全ての筋線維を刺激することができないので効果が出ないのです。 セット間の休憩は30~45秒程度で十分です。

また、エクササイズ中にも知らず知らず休んでいるということもあります。

たとえばスクワットでは下へ沈み、そこから立ち上がっていきますが、上に戻っていくに従って楽になります。完全に立った姿勢に戻った時はほとんど辛さはありません。

そこで関節を伸ばしきらないである程度曲がったところまでの範囲を一定のリズムで動き続けると休憩がないので次第に筋肉がブルブル震えてきたり、だるくなってきます。

重いものでトレーニングすると筋肉が力を出している時間は短くなりがちです。 筋肉が力を出し続けている時間も負荷になります。 軽いものでも筋肉が力を出している時間が長くなれば筋肉をしっかり使いきることができます。

こういったやり方だと重りを落としてケガをしたり、関節を痛めるリスクは低く抑えることができ安全にトレーニングを行うことができます。

レーニングをしているのに筋肉を使った感じがあまりしなかったり、見た目の変化をあまり感じられないという人は重さばかりでなく、“休憩時間”と“筋肉が力を出している時間”を見直してみると新鮮な感覚でトレーニングができるかもしれません。