楽に動かせる範囲で動かすだけで筋肉は柔らかくなる
最近は移動も自動車、仕事もデスクワーク中心でずっと座っている時間が長く身体を動かすことが少なくなりがちです。 筋肉が減るだけでなく、身体もついつい硬くなってしまいがちです。 お風呂上りにストレッチングを・・・といっても身体が硬いと気持ち良くできませんし、終わった後もあまり気持ち良くないという人も少なくないようです。
ずっと同じポーズをとるストレッチングが気持ち良くないという人はやり方を変えてみると良いかもしれません。 例えば、腰の周辺の筋肉が固まったような感じがしていると、イスに座ったままで腰を捻るようなストレッチングのポーズをとると腰だけでなく他の筋肉も突っ張った感じが出ることもあります。
それではなかなか固まった筋肉を解すことはできませんが、ちょっとやり方を工夫してみると辛さもなく、簡単に腰の突っ張り感を解消することができます。 イスに座った状態で同じように腰を捻っていきます（顔も一緒に）が、筋肉が突っ張ったり、辛くなる手前あたりで正面に戻します。
そこに“呼吸”を合わせます。 息を吐きながら捻り、息を吸いながら正面に戻します。 たったそれだけですが、何回か繰り返すだけで腰が捻りやすくなります。
身体が硬いなと感じた時に捻るだけでなく、身体を前後や左右に倒す動きを片方ずつを数回繰り返しますが、腰の突っ張り感が消えて姿勢も良くなった気がします。 普段やっているストレッチングを少し応用して動いてみると全身の筋肉を短時間で緩めることも可能です。
ストレッチングも目的は『筋肉を緩めて柔軟性を維持する』ことですから、目的と自分の身体の状態に合わせていろいろな方法に取り組んでみることも良いと思います。 身体が簡単に緩められますが、何日も効果が続くわけではありません。 だからこそ、毎日場所を選ばずちょっとした時間で身体を緩められる方法を知っておいて損はないと思います。
