岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

ガチガチに硬い筋肉よりも柔らかい筋肉の方が大きな力が出せる

腰痛を改善するために腹筋を強化して骨や関節しようとしますが筋肉を大きくするというと大きな負荷をかけるので決して楽な方法とは言えません。 ですからトレーニング初心者にはこういったトレーニングをずっと続けることはまず無理です。

自体重で動作スピードをゆっくりして筋肉を鍛えるようなトレーニングが画期的な方法のように言われますが、ずっと寝たきりで脚の筋肉が衰えて棒のように細くなってしまったというような人ならまだしも立ったり、歩いたりを苦も無くできるような人に行き帰りに8秒もかけるようなトレーニングで作った強く緊張した硬い筋肉が日常生活動作を楽にするために役に立つとは必ずしも言えません。

一般の人には緊張で作った硬い筋肉よりも弾力のある柔らかい筋肉の方が必要です。 柔らかい筋肉の方が大きな力が簡単に出るようになります。

クライアントさんの中には50代以上の方もいますし、トレーニング初心者もいます。 そういった方は重いものは持てない、できないと思うようですが、筋肉を緩めて柔らかくして姿勢や身体のバランスが良くなると力が出しやすくなり10kgのダンベルやバーベルを使ってスクワットも良いフォームで楽々こなせます。

重いものを使ってトレーニングをしても疲れることもありません。 肩や腰、膝などが痛くなることもありません。 姿勢や身体のバランスが崩れることもありません。 筋肉を使うことで血流がさらに良くなりさらに筋肉は良い状態になります。 そうなると立ったり、歩いたりする動作はさらに軽々できるようになります。 翌日、筋肉痛が出るようなこともありません。

鋼のように強い筋肉が必要であればそういった筋肉を作るようなトレーニングをすれば良いと思います。 ですが、日常生活を楽々できるようになるために必ずしも鋼のような強さは必要ありません。 大きな力を使わず自分の身体を楽々動かせれば十分です。 そのためにはスムーズに動く関節、弾力のある柔らかい筋肉を作ることが重要です。 つまり、身体を整えるトレーニングが効果的だということです。