岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

骨盤底筋は鍛えなくても簡単に使えるようなる

テレビや雑誌などで尿漏れを防ぐためなど骨盤底筋を鍛えることが重要だとよく言われていますが、良い姿勢で立つうえで骨盤底筋をきちんと使えることは必要なことですが、女性、中でも出産を経験した方に骨盤底筋をきちんと使えていない方が多く、骨盤底筋を使えないことで骨盤を良い位置に安定させることができなくなって下腹がポッコリ出てしまったり、股関節を支える臀筋が衰えてしまって股関節が体重を支えられなくなって股関節の痛みに悩まされているという方もいます。

骨盤底筋は骨盤の中にあるので触ることはできません。 また、一般的な上体起こしの腹筋運動では鍛えることができません。

下腹を引き締めたいという方や股関節の痛みで悩んでいる方に簡単なエクササイズを試してみるとエクササイズ直後に下腹が引き締まったり、骨盤が良い位置で安定するようになり立ち方が良くなるという変化が見られました。

立ち方が良くなると歩き方やしゃがんで立ち上がる動作もスムーズにできるようになり、さらに姿勢、身体のバランスが良くなりました。

産後の早い段階で骨盤底筋を鍛えて骨盤を良い状態に戻すことはとても重要なことです。 さらに臀筋を鍛えることも大切なことです。 妊娠中は10kg近い重さを支えながら立ったり歩いているために自然とお尻の筋肉も鍛えられています。 しかし出産した途端にその重さがなくなってしまいます。 すると骨盤がどこを向いているかわからなくなってしまいます。 さらに重さがなくなることで臀筋にかかる負荷が軽くなってしまうためにどんどん衰えてしまいます。

もっとも簡単な方法は骨盤の位置を教えてきちんと立たせること、そして歩き方を教えることです。 自然体の良い姿勢で立つ、楽に歩けば臀部も使われます。

まずは骨盤底筋をきちんと使えるようにすること、そしてそれができるようになったら立ったり歩いたり全身的なトレーニングをすることが大切です。