ゴルフをしていると起こる腰痛を改善するには

ゴルフをしているクライアントさんが腰の張りを訴えてきました。 筋肉の硬さをチェックしてみると腰の筋肉はパンパンに張っていました。 それ以外にも肩甲骨の辺りや肋骨の辺りの筋肉にも張っている感じが見られました。 話を伺ってみると前日にゴルフの練習をしっかりやったのだそうです。

身体の動きをチェックしてみても全身のあちこちの筋肉が硬くなっているので前屈をしてみても手が床に届きませんでした。 反ってみても腰が突っ張って大きく反らすことはできません。 身体を左右に倒してみても少し倒すだけで肋骨辺りの筋肉の突っ張りが出てしまいます。 左右に捻ってもゴルフのスイングの方はスムーズに捻り動作ができますが、反対は身体のバランスが崩れてしまうような状態でした。

そこで前屈、反り、身体を左右に倒したり捻る動作が楽にできるようにする体操を行いました。 身体にはもともと前屈や反り、左右に倒したり捻る動作が楽に、スムーズにできるのですが、何気ない癖などが原因でそのやり方を忘れてしまいます。

全身の繋がりを意識して前屈など全ての動作を行い、スムーズにできるようになると筋肉の緊張も解れて硬い筋肉も柔らかくなりました。 すると、「あれっ腰が痛くない。さっきまであんなに痛かったのに嘘みたい・・・」と驚かれていました。

単なる筋肉の使い過ぎが原因の腰の張りならトレーニングをすればすぐに良くなってしまいます。 わざわざ湿布を貼ったり、マッサージに行ったり整体に行く必要もありません。

ゴルフに調子を伺ってみると腰の張りは出てしまいましたが、トレーニングをするようになって身体がスムーズに動くので軽く打っても飛距離は出るし、力みもないのでショットも乱れない、たくさん打っても疲れないというような効果も感じているそうです。

ゴルフの腰の張りも簡単に良くなるし、トレーニングをした後はショットの調子も良くなる。 ゴルファーは筋肉を柔らかくすることが大切です。