腰が痛くて仰向けで寝られない
腰が痛いと仰向けに寝るのが辛く、横向きでないと眠れないということがよくあります。
先日クライアントさんから同じような相談を受けました。 ずっと横向きで寝ていると下になる側の肩が痛くなって目が覚めてしまうということでした。
姿勢をチェックしてみると捻れが見られ、腰だけでなく背中や首の筋肉も緊張して硬くなっていました。 こんな状態では仰向けで寝られなくても仕方ありません。
ですが、体操や全身の筋肉を使ったトレーニングで硬くなった筋肉を柔らかくして関節がスムーズに動くようになり、前屈などの動きの柔軟性も改善すると崩れていた姿勢や体のバランスも整って楽に立てる、歩く動作もスムーズにできるようになりました。
そうしてベッドに寝てみていただくと自然に仰向けに寝られるようになりました。 あまりにも自然に仰向けに寝ていたので本人も気づいていなかったので、「今仰向けに寝てますが辛くないですか?」と尋ねてみると、「ホントだ、仰向けに寝てる、痛くも辛くもないので気づきませんでした」と驚かれていました。
骨や関節に問題がなければ姿勢や体のバランスが崩れて捻れてしまっているというのがほとんどです。 ですから元の状態に戻してしまえば普通は仰向けに寝ることも楽にできます。
姿勢を矯正するような道具の上に寝て姿勢を直すというのが楽なように思われますが、体を気持ち良く動かせばもっと簡単に直りますし、持続効果もあります。 姿勢を整えたいなら体を動かしましょうということです。