岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

その腰の痛みは脳が感じている?

筋肉を鍛えたり、ストレッチングをしても腰痛が良くなることはありません。 ほとんどの人はそれをやると痛みが良くなるということを感じているのではなく、それをやれば痛みがよくなる「はず」だと思ってやっているからです。

良くなるはずで腰痛は良くなりません。 腰が悪くても痛みを感じるのは脳ですから、脳に腰が楽になったと感じさせるようなトレーニングをすることが効果的な方法になってきます。 腰が楽だという状態を定着させていくだけで腹筋なんて鍛えなくても腰痛は良くなっていきます。

そのためにはどんなことをしたら良いのか?ということですが、腰痛の人はそもそも腰だけでなく全身の筋肉が硬くなっています。 そんな筋肉で筋トレやストレッチングをしても痛かったり辛いので腰の痛みが軽くなるいうことを感じることはありません。

体が硬くなっている状態で腰が楽になったと脳に感じさせるには『体を緩める』ことです。 体を緩めるために必要なのはリラックスです。 リラックスに必要なことは『気持ち良いこと』です。

では一番簡単な気持ち良い方法はなんでしょう? それは、『揺らす、揺する』ことです。

腰痛で仰向けに寝ているだけでも辛いような人の緊張でガチガチに硬くなっていた筋肉を揺らして緩めていると、「さっきまで腰が辛かったのに、今腰が軽くなった」とすぐに変化が現れました。 筋肉を緩めた後に筋肉の状態をチェックするとわかるのですが、まるで筋トレしたみたいに膨らんできます。

揺らす、揺することによって筋のポンプ作用が起こります。 ポンプ作用によって筋肉に必要な栄養や酸素が血液に乗って筋肉に届けられます。 萎んで硬くなっていた筋肉が元気になるので膨らむのです。

膨らみもあって、弾力もある柔らかい筋肉は立っているのも楽ですし、歩いたり、しゃがんで立ち上がる動作をしても自分の体を楽に動かすことができるくらい大きな力が出せるようになります。

筋トレやストレッチングは専門知識のない人にとってはとても難しいものです。 そんな難しくてきつい、辛いことをやるよりも簡単で結果が出る方がいいですよね。