岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

ランニングの前にはストレッチをした方がいい?

未だにウォーミングアップでストレッチングをしないとケガをすると思って念入りにやっている人は多いようです。

先日東京へ行くことがあったので皇居に行ってきましたが、肌寒いのに走る前に念入りにストレッチングをしている人を見かけました。 ケガをしないようにという意識からなのでしょうが、寒い時は筋肉は硬くなって伸びにくくなっているのにそれを引っ張ったところで伸ばすのは難しいでしょうし、硬くなっている筋肉を無理に引っ張れば余計に硬くしてしまう可能性もあります。

ウォーミングアップも形式的にやっているという人が多いですが、「何のために」ということを考えてみれば工夫の仕方はいろいろ出てくると思います。

筋肉は温まると伸びやすい性質を持っているわけですから寒い時などはゆっくりから走っていくという方法もありだと思います。

そうすると『筋肉が切れたりしてケガしませんか?」と思う人も多いですが、体がガチガチならそもそも動き始めから速く走ることはできません。 ゆっくりから手脚を大きく動かして走っていれば全身の緊張をほぐしてあげれば筋肉のこわばりもなくなって徐々に動きやすさも出てきます。 それから走るスピードを上げていく、そんなやり方もよいのではないでしょうか。

そのためには全身の筋肉の緊張をほぐすような『走り方』をすることが必要ですが。 つまり、リラックスして気持ち良く手脚を動かすようなランニングをしましょうということです。

実際朝仕事前に走っているというクライアントさんもいますが、簡単な体操をした後はすぐに走り出すそうですが、走っているうちに筋肉の緊張がほぐれて走り終わった時には筋肉が緩んで気持ち良いそうです。

ウォーミングアップ=ストレッチングという考え方だとやった方がいいのか、やらない方がいいのかという矛盾が出てきますが、「そもそも何のために?」ということを考えるだけでやり方はいろいろ出てきます。 あとは自分の時間の都合などに合わせて何を選択するだけの問題です。