岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

日頃の使い方がヒップアップしたスタイルを作る

ヒップアップ=筋トレというイメージが強く、ジムでもお尻の筋肉を一生懸命鍛えている人は多くいますが、筋肉を大きくする以外にもヒップアップのやり方はあります。

筋肉は使っているように作られます。 筋トレでお尻を鍛えるエクササイズを頑張ってやっても筋肉を使っている時間は5分〜10分がせいぜいです。 後の時間で使っていなければそのトレーニングの効果も打ち消されてしまいます。

一方、「骨で立つ」自然な良い姿勢になると常にヒップは上がった状態になります。 そういう姿勢だと歩いているだけでもお尻の筋肉が刺激されます。 そのためにやることは筋肉を緩めていつも弾力のある筋肉でいること、姿勢・体のバランスを整えることです。

それでももう少し筋肉を大きくしたいならトレーニングをやることです。 しかし、きつい筋トレである必要はありません。

先日クライアントさんがもう少しヒップアップさせたいと言って来ました。 トレーニングを2年以上続けているので姿勢も良くなり、ヒップも上がってきたのですが、そういう要望があるようなのでトレーニングの内容を変えてみました。

刺激を与えて大きくなるのは筋肉の中でも白身(速筋)です。 これは大きな力、速い動きで使われる筋肉です。 大きな負荷をかけたトレーニングは辛さが伴いますから、なかなか続きません。 そこで「反動」を使ってお尻の筋肉を刺激してみました。 スクワットで沈んだところで小さなリバウンドを何度か繰り返しては立ち上がり、またすぐに沈んでリバウンドを繰り返す。 そうするとエクササイズ後はお尻の筋肉に弾力があるまま膨らみます。 姿勢・体のバランスに気をつけてやると腹筋・背筋もしっかり刺激できるので姿勢も良くなります。 そのあとに歩いてみるとスムーズに楽に歩けるのにお尻の筋肉が使われます。

レーニング中に狙った筋肉が使われるのは当たり前のことですが終わった後にもずっと狙った筋肉が使われているようなトレーニングをやっていけばもっと効率良くヒップアップできると思います。