岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

感想「運動をすると食べたい気持ちが自然となくなって食べ過ぎなくなりました。」

体重を減らしたいと相談に来る人の話をいろいろ聞いていると自律神経の乱れが原因で体重が増えてしまったといるというのが増えているように感じます。 仕事や職場、家庭のストレスなどストレスもいろいろありますがストレスを受けると交感神経が優位になります。 本来はリラックスして副交感神経を刺激するようなことをして自律神経のバランスを取るのですが、仕事だとその最中はずっと交感神経が優位な状態になって徐々に自律神経のバランスが乱れていきます。

そういう場合、早く副交感神経にスイッチを切り替えることが大切なんですが、一番簡単な方法が“食べること”です。 食べることがストレス発散になるわけです。 甘いものがそんなに好きでもないのに気がつくと食べてしまっているというような人もたくさんいますが、そういったことが考えられます。

だから、いくら理性で食べるのを我慢しようとしても、本能ではリラックスしたいので食べることを抑えることができません。 その結果オーバーカロリーになって体重がどんどん増えてしまい体重が増えていくというわけです。

体脂肪を減らす、体重を減らすというと食事制限や筋トレ+有酸素運動というパターンがすぐに思い浮かびますが、こういったケースでは自律神経のバランスを整えるようなことをする方が効果的だと思います。 実際、そういった人もトレーニングで体を気持ち良く動かした後に食べたいという気持ちにはならず、食べなくてストレスにはならないという報告が来ます。 そうしている食べる以外のストレス発散方法が見つかると食べ過ぎることが少なくなり、結果的に体重が減っていきます。

減量のための運動もただエネルギーを消費するためではなく、自律神経のバランスというところまで考えてやっていかないといけないところまで来ているようです。