岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

筋肉を付けないと冷え性は治せない?

“冷え”は大敵です。 そのため「冷え対策にも筋肉を鍛えて筋肉を付けましょう。」と言われます。 しかし、筋肉を大きくする、鍛えるというのは楽なことではありません。

そんなにハードなことをしないと体を温めて冷えを改善することはできないのでしょうか?

レーニングを見ているクライアントさんの多くはこの時期でも、「他の人は寒い寒いって言うけど、私は全然寒くないんです。」と仰います。

筋肉を鍛えるようなトレーニングはしていませんし、大きな筋肉なんてしていません。 それでも冷えを感じることはありません。

冷えているという人の多くが血液の循環が悪くなっています。 血液は温かいのに、それが全身を巡っていなければ体が冷えてしまっても仕方ありません。 体が硬い、筋肉が硬いという人は血液の循環を良くするようなトレーニングをするだけで充分体が温まります。 血液は筋肉のポンプ機能によって循環しますから、そういった働きを利用した運動を行えば良いということです。 そのために大きな負荷は必要ないのでハードなトレーニングをする必要もありません。

また“熱”という面で考えてみると筋肉を鍛えることではなく、「動かすこと」が大切だと思います。 体の組織の中で熱エネルギーを作り出す働きの多くを占めるのが“筋肉”です。 呼吸で体に酸素を取り入れながら筋肉を動かすことで体が温まり、体温が上がります。

ヒートテックなど様々なインナーが出ていますが、大切なことはいつも良い体温を維持することです。 そのために必要なトレーニングは、良い血液の循環を維持する、熱を作り出すようなことだと思います。