岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

腰痛でずっと安静は間違い?

腰が痛くなって病院へ行くと骨には異常がない場合、安静にするように言われます。 痛めて数日は痛みが治まるまで安静にしておく必要がありますが、その後も何週間もずっと安静にしておくのは問題です。

最近では慢性的な腰痛に関しては安静はあまり効果的ではなく、むしろ体を動かす方が良いと言われるようになってきました。 体を動かす=筋トレというのは問題ですが、少しずつ体を動かして「動かしても痛くない」ということを脳にインプットすることも大切です。 腰に痛みがあってもその痛みを感じているのは“脳”ですから。

そのためにやるべきことは姿勢や身体のバランスを整えることです。 腰を痛めると腰をかばって姿勢やバランスが崩れてしまっていることがよくあります。 それをそのままにしておくと今度は反対が痛くなったり腰以外の部分、肩や膝などに痛みが出てしまうこともよくあります。

そういったことが起きないように元の姿勢、身体のバランスにきちんと戻しておく必要があります。 そのためにやることは“体をゆるめる”ことです。 ゆるめるためには大きな動きがや負荷は必要ありません。 楽に、スムーズに、軽く、筋肉の余計な緊張がない状態で動かせばいいので安静から少しずつ体を動かしていく過程では非常に有効な運動です。

動かし始めたばかりは小さな動きしかできなくても続けていくことで痛みを感じることなくできる動きが増えてきます。 そうすると早く元の体の状態まで回復していき、痛みを気にしないでいろいろなことができるようになります。

痛いからといつまでも安静にしていても腰痛が治るわけではありません。