岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

腰は捻れないのに捻ろうとするから腰が痛くなる

ゴルフや野球のようなスポーツは腰をひねるものだというイメージを持っている人が多いですが、そもそも腰は構造上、捻ることができません。

3232737_s 腰をひねると痛くなるのは、単純に腰(腰椎)はひねるような動きができないのに無理にそういう動きをやろうとするからです。

img_0131

背骨は頚椎、胸椎、腰椎というように分けることができますが、ひねるような動きができるのは胸椎です。 よくウエストを細くするためにお腹をねじるようなエクササイズをしている人がいますが、あれはお腹をねじっているのではなく胸椎をひねっているだけです。 (あれをやってもウエストが細くならない理由はそれだけではないですが・・・)

ゴルフや野球のスイングでも「腰をしっかりひねって」というアドバイスをすることがよくありますが、あれも胸椎と骨盤が動いているので腰をひねっているように見えるだけで、腰椎が1つ1つねじれていくような動きをすることはほとんどありえません。 そういうスイングのやり方をしてもうまくできないのは、腰はそういう使い方ができないからで運動神経が悪いわけでも筋力が弱いわけでもありません。

こういうケースの解決策は簡単です。 腰をひねる動きをやめて“体幹で捻る”動きをやればいいのです。 それだけで腰に大きなストレスをかけるようなこともなくなり痛みも解消されますし、大きな力を楽に発揮できるようになります。

○○をすると痛いということはそのやり方に問題があるか、できないことを無理にやっているから痛くなるだけです。