岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#93 身体を整えるトレーニングを学んできました 1

歳を重ねると筋肉が萎んで硬くなっていきます。 その解決法というと一般的には「筋トレをして筋肉を付けましょう」です。 確かに年齢を重ねても筋肉は鍛えれば大きくなります。 ジムでも筋肉を付けようと筋トレにチャレンジする人は多いですが、実際筋肉を太くするような大きな負荷のトレーニングをしてもきちんと動けていなかったり、1回はなんとかできたとしても次の日以降に出る強い筋肉痛の辛さなどもあってなかなか続きません。 健康になるため、維持するためにそんなに辛いこと、きついことをしないといけないのか疑問に思っていました。

そこで筋トレ、特に日頃から使っていなかったり年齢と共に萎んでいってしまう“速筋(白筋)”を刺激するトレーニングについて学んできました。

まずは筋トレの必要性の考え方を紐解いていきました。 それから速筋を刺激する方法について整理し、そこから“快”で刺激するためのメインとなる使い方をピックアップしました。

基本的な考え方を整理した後は実際にそういう刺激を使ってトレーニングするとどういった反応が見られるのか実践していきました。

重りは一切使わず、「重力」を使って腕や脚、胴体を呼吸のリズムに合わせて気持ち良く動かしていきました。 速筋を刺激するために使ったのは低酸素状態、エキセントリック、反射といったものですが、息は全く上がりません。 上肢を動かした後に鏡に映っている自分の姿を見ると肩幅が広がったのがわかりました。 さらに体幹、下半身と動かしていきましたが、筋肉がどんどん膨らんで体が引き締まっていきました。 気持ち良く体を動かしているので筋肉の緊張はゆるみ、体の動きも良くなるし姿勢も良くなったことがわかりました。 自分なりにいろいろ筋肉をゆるめることをやってみてはいましたが今までにないくらい筋肉がゆるんでふわふわになり、試しにしゃがんでみても足首をゆるめようとか股関節を使ったなどいろいろ考えながらしゃがんでいたのに勝手に体が沈んでしまいました。

体操もウェイトトレーニングだという認識は持っていましたが、今回教わった速筋を刺激するトレーニングの考え方を使えばただ緊張をゆるめるためのトレーニングではなくさらに筋肉を大きくする効果も期待できそうです。

クライアントさんの多くが年齢が高く、きつい筋トレが嫌、苦手という方なので今回教わったトレーニングでどのような反応が見られるのかチェックしてみようと思います。