太ももやお尻の筋肉に頼らなくてもイスから自然に立ち上がることができる
何事もなく立つ、しゃがんで立ち上がる、歩く、階段を昇り降りすることができるような人は筋力がそれなりにありますから少々筋力に頼ったやり方でイスから立ち上がりをしてもちょっと疲れるくらいですが、脚が悪い人の場合は筋力に頼るようなやり方ではイスから立ち上がることができません。 それなら筋トレで筋力を付けると言ってもトレーニングを始めたらすぐに筋力が高まるようなことはありませんから現実的ではありません。
「筋力に頼らないでイスから立ち上がる方法」を考えれば問題は解決できます。 先日の大阪での勉強会で筋力にも反動にも頼らないでイスから立ち上がるやり方を学んでいたので、それを試してみると脚の悪い人でも簡単に立ち上がれるようになりました。
反動もそれを生み出すために力を加えないといけませんが、「反射」を使えば筋力を使わなくて自然と立ち上がれてしまいます。 こういう考え方をすると立ち上がるためにある筋肉が強くないといけないということもなくなります。 実際、このやり方で立ち上がってみると太ももやお尻といった下半身の筋肉を使っているという実感はありませんが自然と立ち上がることができます。
筋トレで筋肉を大きくして日常生活動作くらいは楽々できるようにするという考え方も間違ってはいないと思いますが、もっと力に頼らないやり方を身につけるということも自分の体を楽々動かせるようにするための効率の良い方法ではないでしょうか。
