岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

感想 「走っているだけなのに最近脚の形が良くなってきた気がします。」

筋肉は使っているように形作られます。 太ももやふくらはぎの太さに悩んでいる人から「どんなトレーニングをしたらいいのか?」、「硬くなっている筋肉をストレッチングをした方が良いのか?」と尋ねられることがよくありますが、筋肉を鍛えても太い筋肉が細くなるというのは不自然なことですし、太ももやふくらはぎの筋肉が硬くなってしまう原因をはっきりさせないままストレッチングで硬くなっている部分の筋肉を伸ばしたところですぐに硬い筋肉に戻るだけです。

わざわざ筋トレやストレッチングをしなくても良い使い方をすれば脚の形は良くなります。 走ると股関節や足の裏に痛みが出るというクライアントさんからランニング指導の相談を受けてトレーニングを見ています。 3ヶ月が経過したところで感想をいただきました。

「太ももの前、ふくらはぎが細くなってきて脚の形が以前より良くなってきたように感じます。」

スクワットのような筋トレもストレッチングもなしで、接地の仕方など走る時の体の使い方のトレーニングを行っただけです。 走っても痛みを感じなくなってきた、走り方が良くなって、スムーズな動作でできるようになってきたからだと思います。 スムーズな走り方になれば太ももの前やふくらはぎが緊張して硬くなるようなことはなく、むしろ筋肉の緊張がゆるんで弾力が出てきます。 そしてお尻や太ももの裏側の筋肉が付いてきます。

脚の形を良くしたいのであれば筋トレやストレッチングをする前に、日常的にやっている動きが適切にできているのか見直してみた方が良いかもしれません。