岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#103 関節運動について学んできました③

定例勉強会に参加するために大阪へ行ってきました。

今回は『関節のアプローチ』

今年すでに同じテーマを2回やっていますが、そこで関節の動き、動かし方といった基本的な部分を学んできているので今回は“誘導”の部分を重点的に行いました。

先日の魚住方式のトレーニングもそうですが、サポートや誘導のレベルが指導の結果に大きく影響しますので、指導技術のレベルアップのためには重要なところです。

関節本来の自然な動きを取り戻す、筋肉の緊張を解除するには余計な緊張が出ないようにということが大事になってきます。

そのためには相手の腕や脚を触ったり、動かしながら緊張のバランスが取れているか、緊張が出ない無理のない方向で動かせているかを手の平で感じ取ることが大切ですが、実際に相手の動きを誘導する練習をたくさんできたことは非常に貴重ですし、肘回し、腕回し、股関節や足首のモビリゼーションなどで誘導などがうまくいかない時にどうしてうまくいかないか原因を含めてアドバイスをいただいて修正し良い感覚を掴んでいけるのが大きかったです。

また、魚住方式のトレーニングで個人的に課題だった振り子運動や股関節の内・外旋のエクササイズを実際に誘導するところをチェックしていただいたり、問題があるところを修正していただけたので感覚が良くなったように思います。

それ以外に、今回は“三軸修正法”を応用して筋肉の緊張を緩めていく動かし方、そのサポート、誘導を教わりましたが、簡単なことで筋肉の緊張が解除されて肩や肩甲骨、体幹の動きが良くなったのには非常に驚きました。

なかなか緊張が解除できないケースが多いなかで短時間で簡単に筋肉の緊張が解除できてスムーズに体が動かせるようになるこのアプローチは現場での指導で非常に役立ちそうです。

今年はトレーニング指導、なかでも誘導、サポートといった指導技術のレベルアップのための勉強にたくさん時間を割いたように感じます。

またそれが良い結果に繋がり、そこからトレーニングの依頼が増えてきて良い方向に繋がりました。

今回、面白そうなテーマの話も伺いましたので、さらに健康な体づくりのためのトレーニングの中身が充実しそうです。

まだまだ学びに終わりはなさそうです。