岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

体が硬くて動きが悪いなら動かしやすくしてから動かせばいい

体が動かしにくい、動きが悪いと「体のどこどこが硬いから◯◯ができない」、「筋肉が硬いから◯◯ができない」というようなことがよく言われます。

動かしにくい状態で無理に動かしても良いトレーニング効果は得られません。 それなら動かしやすくしてから動かせばいいのです。

ウォーミングアップというと一般的には体を温めて筋肉を伸ばすことくらいしかしませんが、それでこれからやる動きがやりやすくなっていれば問題ありませんが、ほとんどの場合ただ10分歩いただけ、ただ硬い筋肉を伸ばしただけで終わってしまっています。

歩いたり硬い筋肉を伸ばすことがウォーミングアップではありません。 体を動かしやすい状態にすることが目的なのであれば皮膚をゆるめたりマッサージローラーを使って筋肉の緊張をゆるめることもウォーミングアップになります。

実際にトレーニングを指導しいても、体が硬い、筋肉が硬いと言っても動かしているうちに筋肉の緊張がゆるんでいくこともありますし、動かしてみても動きが硬く、スムーズに動けない状態などいろんなケースがあります。 動かしてみてもなかなか緊張が取れないケースは皮膚のテーピングやマッサージローラーを使えば短時間で筋肉の緊張が取れるのでトレーニング時間が減ってしまうようなこともありません。 それどころか筋肉の緊張をゆるめて動かしやすい状態で手脚を動かす方が筋肉もしっかり膨らみ、弾力も出てきます。 全身をトレーニングした後は立ち姿勢や歩き方なども非常に良くなります。 余計な緊張もなく動かせるので筋肉の緊張をゆるめるためのクールダウンの時間を別に取る必要もなく、時間も効率良く使えます。

ウォーミングアップも目的に合わせていろいろ変えてみることも大切なことです。