岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

いつも肩を緊張させて腕を持ち上げているから肩こりになってしまう

肩こりの原因の多くが筋肉の緊張です。 首筋や肩、背中などあちこちの筋肉が緊張して硬くなっていますが、筋肉が緊張していることを認識できていない人がほとんどです。

肩こりの人に「腕の重さを感じるか?」という質問をしてみてもほとんどの人は「わからない」と答えます。 腕にも骨や筋肉が付いてそれなりの重さがあるのですが、いつも力が入っていて腕を吊り上げているので軽く感じるのです。

筋肉の緊張をゆるめて体を整えてみると腕の重さを感じられるようになり、肩や背中の辺りの血流が良くなってきます。 そうすると肩こりは直ってしまいます。

肩や背中が緊張する原因の多くは「肩の位置の勘違い」です。 良い姿勢をしようとして肩を真横に向け、肩甲骨を真ん中に寄せようと意識している人に肩こりの人が多い印象です。 肩の一番良い位置は30°前方を向くところです。 そこでは胸や肩、背中の筋肉が均等に緩くなります。 肩甲骨が真ん中に寄るようなこともありません。

腕の重みを感じるということは常に首や肩の筋肉はストレッチングされているとも言えますから、わざわざお風呂上がりなどにそういったことをする必要もなくなります。 腕の重みを感じられるかチェックしてみてはいかがでしょうか。