岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

手足の冷え(冷え性)を改善するにはどうすればいい?

冷え性というと冬の寒い時期だけの問題のように思われがちですが、最近は季節に関係なく年中手足の冷えに悩まされているという方が増えている印象です。

冷え性対策として温まるようなものを飲んだり、血行が良くなると言われるものを食べたるというものが一般的によくとられます。

しかし、それで改善するケースは僅かです。そもそも何かを食べたり飲んだりして機能が改善するという考え方自体が問題です。

手足が冷えるということは血液の循環がうまくいっていないということです。血液の循環がうまくいかない原因を見つけ、それを解決すれば問題もなくなるはずです。

現場で指導していて感じるのは首や腕、脚といった部分に捻じれが見られるということです。体が捻じれてしまったり筋肉が緊張すれば血管にも影響が及ぶことはイメージできます。

筋肉の緊張をゆるめてみたり、体の捻じれを解消してみるだけで滞っていた血液がきちんと循環するようになり、手足の指先が温かくなっていくような感じが出てきて問題が解決されます。長い間冷え性に悩んでいたのがすっかり良くなったというケースもあります。

最近はさらに末梢まで血液がしっかり行き届くようにするアプローチも試してみていますが、良い結果が見られます。

循環がうまくいっていないものを無理に流してもその時は流れますが、また元通りの悪い循環になってしまうだけです。崩れた身体の状態はやはり早く元の状態を取り戻すようなことをしていくことが遠回りのようで問題の解決の近道だと思います。