岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

仕事のストレスが原因の倦怠感、頭痛、肩こり、首こりには頭皮の緊張をゆるめてみれば良い

倦怠感、頭痛、肩こり、首こりで悩んでいるというクライアントさんからの相談。

表情を見ても元気がなく、疲れている感じがありました。 話を伺ってみると最近仕事が忙しくて体を動かしたりする気持ちの余裕もないとのこと。 そういったことから精神的なストレスが原因で起きているのではないかと想像しました。

体のチェックをしてみると頭皮が硬くなっていて、耳も硬くなっていました。

頭にも筋肉は付いています。 頭皮が緊張すればその下の層の筋肉も緊張します。 緊張によって血液などの体液の循環が悪くなっている、頭の部分が緊張すればその下にある首にも影響が及びます。 首の緊張度のバランスが崩れればその下にある肩も崩れます。 肩が緊張すれば背中が緊張し、背中が緊張すれば腰が緊張する。 腰が緊張すればお尻が緊張し、お尻が緊張すれば太ももも緊張が起きる。 部分的な崩れは全身に波及し全体が崩れてしまいます。

そこで硬くなっている頭皮を刺激してみました。 上、後ろ、こめかみの部分に刺激を与えてみると頭皮が柔らかくなりました。 耳も少し緊張がゆるんで柔らかくなり、首や肩、肩甲骨周り、腰の緊張もゆるみました。

耳にも首や頭に繋がっている筋肉があるので今度は耳を刺激して耳の緊張もゆるめてみると首や肩などの緊張がさらにゆるんで皮膚を摘めるくらいに柔らかくなりました。

肩甲骨を上下に動かす運動で首や肩、背中、腰の筋肉を刺激すると体幹の緊張がゆるんで姿勢の崩れも直りました。

すると変化があったようで「頭がスッキリして体も軽くなりました」と言いました。 表情もトレーニング前と比べて明るく、元気が出てきたように見えました。

精神的なストレスが原因で起きる頭痛などには頭皮や耳をゆるめることは有効なようですのでちょっとした隙間時間に刺激して緊張をゆるめてみると良いと思います。