岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#151 立つ、歩く、姿勢について学んできました

定例勉強会に参加してきました。 今回のテーマは「立つ、歩く、姿勢の見直し」でした。

私のところに相談に来られる方の多くは腰や膝、最近は股関節の痛みで悩まれている方です。 そういった方に共通しているのが姿勢の崩れです。 体のどこかに痛みや不調を感じていてもそれは全体の崩れの結果であって痛みや不調が出ているところに対していろいろやっても全体の崩れが直ることはありません。逆に全体の崩れを直して本来の自然な身体の状態に戻すと腰や膝などの部分的な問題の根本的な解決に繋がります。 そういったことから本来の姿勢を取り戻すための様々なアプローチ、1つ1つのテクニックのレベルをアップする必要があります。

今回は股関節の不調に対して自分なりにやってみた結果、それなりに良い結果は出ているけれどさらに良くするために見立て、テクニックに問題はないかということでチェックをお願いしました。

股関節の問題ではそもそも股関節を動かす機能を持つ臀筋が落ちてしまっている人がほとんどです。落ちてしまった臀筋を取り戻すために筋肉を膨らませるための運動をしたくてもそれほど動かせないということに困っていましたが、道具を使って萎んで硬くなっている臀筋を膨らませるアプローチをしていませんでした。道具でアプローチする箇所、アプローチする時の強さなど細かなアドバイスもいただきました。臀筋の状態が良くなれば今やっているアプローチの成果も随分違うような気がするのでさっそく使って効果を見てみたいと思います。

その他に体を緩めるために三軸修正法の考え方を使ったアプローチの有効性も教わりました。 数字や方角、自分の立つ位置、誘導などで相手の体に触れなくても緊張が緩み、動きが良くなることを実感しました。 簡単なことで歩く、腕や脚の曲げ伸ばしのやりやすさが変わるので日頃の指導の中で使って効果を見てみたいと思います。

先生にチェックしていただいてもきちんとトレーニングの成果が出ているものもありましたのでさらに良い成果が見られるようトレーニングのプログラムも考えていこうと思います。

その他には腰痛など二本脚できちんと立つことが難しい人が二本脚できちんと立てるようになるための四つ這いから立ち上がるまでの過程の動作を行なってみたり、体幹の筒状を取り戻すための呼吸の考え方、やり方を確認してみたり、筋肉を膨らませるトレーニングの新しいアプローチを体験したり、今回も中身の濃い、充実した時間となりました。