岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

ぎこちない動きも本来の自然な動きを取り戻せばスムーズに動くようになる

体を動かす時にはいくつもの関節を連動させて動きます。 その中の1つでも動きの悪い部分があるとスムーズに動けなくなってしまいます。

自然な連動を取り戻すための方法として、1つ1つ動かして再度動きを繋げるというものがあります。 1つ1つの関節のサビを落としてそれから動きを繋げていくという感じでしょうか。 そうするとスムーズに動くようになります。

例えば腕が上に挙げにくいというケースでは指、手首、前腕、肘、肩、肩甲骨を1つ1つ動かして動きを取り戻していく、脳に1つ1つの関節の動きを認識させ改めて腕を上げてみると楽に腕が挙がるようになりました。 首筋や肩の筋肉を触ってみると動かす前までは緊張していたのに動かした後は緊張もゆるんでいました。

それ以外にもボールを投げる動作でテイクバックの動作がぎこちなくてスムーズに腕が振れないというケースでも同じように1つ1つ動かした後にスローイング動作をすると腕が連動するようになって楽に、スムーズに腕が振れるようになりました。

腕だけに限らず脚でやっても同じように良い効果が見られます。 イスの座る立つの動作で膝に痛みを感じるというケースでも足の指、足首、膝、股関節を1つ1つ動かし、それから繋げて動かしてみた後に改めてイスで座る、立ち上がる動作をやってみてもらっても痛みを感じることはなくなりました。(その後、体の使い方のトレーニングをすることでトレーニングの後、数日経っても痛み感じることなく動作をやれるようになりました)

動きが悪いと◯◯の筋肉が硬いからとストレッチングなどをする・させるケースが多いですが筋肉が硬くなるには硬くなるような使い方をしていることがほとんどです。 硬くなっている筋肉を伸ばしたりゆるめたところで問題が解決されることはありません。 適切な使い方で使えばどこかの筋肉だけが緊張して硬くなるようなこともありません。