岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#22 体幹トレーニングについて学んできました①

魚住先生のラボへ伺って個人教授を受けてきました。 テーマは「体幹レーニングの考え方と指導法」

いろいろな場面で体幹というフレーズを耳にしますが、今一つ理解できていないので勉強しようと考えたわけです。

毎回恒例のテーマに関する質問も1人なのでわからないことはいろいろ尋ねましたが、トレーニングについて勘違いしていたり、何もわかっていないということを痛感しました。

まずは身体のどこからどこまでを“体幹”と定義するのかを考えることからスタート。

体幹という言葉が有名になってはきましたが、明確な定義はありませんので、その人が自分なりに定義することができます。 事前にいろいろ調べてみたが、首と手足を除く胴体部分を定義したりいろいろな考え方があった。 個人的には最近の勉強会で仙骨が脊柱のカーブや頭の位置にも影響したりということを知って、首から骨盤までを体幹ではないのかと考えた。 先生の考え方をお聞きすると今のところ「首から仙腸関節まで」と考えているそう。

次に一般の方に必要な体幹について考えながら、エクササイズの考え方を教わりました。

一般の方にはやはり“自然体”の姿勢を維持することが何より大切ですので、頭を良い位置で保持する筋力と脊柱の柔軟性が必要になってくる。 個別に筋肉を使っていくと種目数も増え時間もかかってしまうので、全身運動で1つのエクササイズで刺激し、しかも難しいものではなく簡単なものでなくてはならない。 ということで自然体の立った姿勢、座った姿勢での負荷のかけ方のバリエーションの考え方などを実践を含めて教わりました。 簡単でたくさんの筋を刺激できるので驚きました。(どこに力が入っているかを相手に認識させる声のかけ方が重要ですが)

体幹は固定するだけでなく水平や対角に捻るといった使い方もありますので身体の捻り方についても教わりました。 人間は胸椎は回旋しますが、腰椎は回旋できません。 捻りにも身体の使い方があるのです。 それを無視して無理矢理やると身体が緊張してしまいますが、正しい使い方で行えば無駄な力も抜けて楽に行うことができる。 そうすると脊柱の柔軟性を向上させることができる。 ちなみに柔軟性を向上させるためには負荷もかけたり速く動く必要もなく、軽く大きく左右同じ動きで行うことが肝心です。

その他にも仙腸関節の緩め方や脊柱の柔軟性の向上させるエクササイズや水泳のプル動作で必要な体幹の使い方をインプットするエクササイズ、シットアップやバックエクステンションの基本的な考え方など色々なことを教わることができた。