岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#34 ウォーミングアップと体操、リフティングテクニックを学んできました

今回の勉強会のテーマは「ウォーミングアップと体操、リフティングテクニック」 身体調整からトレーニングまでを学んだ。

ウォーミングアップと体操については一度学びましたが実践していくなかでもいろいろ疑問に思うことが出てくる。

ウォーミングアップの目的は関節の動きを良くしておいたり筋温を上げて筋活動をやりやすくするための準備をすること。 心拍数を上げるというのも方法の1つですが、体操でこれからやる運動をするための関節運動をしっかりしておくという方法もある。

やはりどこにもストレスがかかっていない自然体の姿勢が基本。 セッションでは姿勢の崩れがあれば身体調整で戻してからトレーニングを行うようにしていますが、それで身体的準備ができているのか疑問が出てきたので質問してみた。 筋肉の性質には粘弾性があり、筋肉が硬いといってもいろいろなケースがあり、どれを改善するかによってアプローチを考えなければならない。

筋肉が硬い時によく使われるストレッチ、ストレッチングでは粘性のみが改善しますが弾性を改善することができない。 私自身がセッションで行っていた身体調整は粘性を改善するアプローチしかしていなかったので、これから身体を動かす準備をするのなら弾性も取り戻さなくていはいけない。

実践ではその弾性を取り戻すアプローチを教わった。 筋肉が硬いので毎日ストレッチングは続けているが、実は劇的に改善は見られない。 ですので、崩れた姿勢なのだがそのアプローチ後に前屈をしてみても楽にできますし、腕を挙げたり回したりも非常に楽になった。 ちなみに使えていないと言われていた筋肉にも適度な緊張がありスクワットをしてみても安定感があった。 今後はこれを続けて弾力のある筋肉作りもやっていこうと思う。

その他にも体操の基本を再度確認していった。 首の関節の動きや腕回しなどわかっているつもりでまだまだ問題点を見抜く目が足りないことを痛感した。 ただ、きちんと動かせるとそれだけでも身体の動きは変わるのでしっかり実践してレベルアップしていきたいと思う。

しっかり身体の準備ができたところで後半はトレーニングに移った。 今回はリフティングということでデッドリフトやクリーン、そこからのプレスなどを楽に大きな力を出すというポイントを押さえながら学んだ。

以前にも教わったが自分の中で上手く出来ているという実感がなかったのでチェックしていただき修正点を指摘されました。 フォームを意識し過ぎてこじんまりしたデッドリフトになってしまっていた。 足の幅、手の幅、背中・腕などの適度な緊張がある姿勢から立ち上がると楽にバーベルを挙げることができました。そこからハングクリーン、プレスなどとにかく楽にバーベルを動かすというところをポイントにして行った。 終わった頃にはハムストリングスや臀筋などいろんな部分に適度な疲労感があった。 これはバーベルにこだわらずダンベルでも身体の使い方の練習になるのでセッションでの指導の幅が広がりそうだ。

その他にもスクワットやベンチプレスなど有名どころのエクササイズでも楽に大きな力を出すを繰り返した。 スクワットもきちんとしゃがめば大腿四頭筋にはそれほど効かないということがよくわかりました。 また指導の時にきちんと出来ているか見る目を養っていきたいと思う。

それ以外にもサッカーや水泳に参考になる事を伺うことができた。 現時点での疑問も解決できましたし、新たなアプローチを教わることができ、充実した1日になった。