岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

#45 体幹トレーニングについて学んできました②

勉強会のテーマは体幹レーニング』

最近では一般の方でもこのワードを知っている方も多いと思います。 姿勢改善からアスリートのパフォーマンスの向上といった効果が本や雑誌などでも紹介されています。 私も『自然体』の良い姿勢作り、肩こり、腰痛改善のために体幹のトレーニングは必ず行います。

体幹と言うと腹筋、背筋、インナーマッスルの腹横筋あたりをイメージすると思いますが、私の場合は『首から骨盤(仙腸関節)』までを体幹としてイメージします。

良い姿勢を作る上では土台となる骨盤を良い状態で安定させることは欠かせませんし、肩コリ、腰痛を根本から改善するためには頭を良い位置に置いておくことは重要になってきますので脊柱の自然なカーブを維持することが必要だからです。

そうなると体幹レーニングも仰向けやうつ伏せで腹筋、背筋を鍛えるようなエクササイズではなく、座位や立位で上半身や下半身との繫がりを意識して行うエクササイズが中心になってきます。

体幹を固めることが大切だが動きはスムーズであること

今回の勉強会では反り腰癖があり、脊柱を保持するための腹背筋を固定する意識が上手くいかない理由と修正法を質問として挙げました。

きちんと姿勢が保持できていれば腹筋、背筋、腹横筋だけでなく、臀筋や大胸筋、広背筋なども姿勢を維持するために働くので刺激することができるのですが、なかなか上手くいかないケースがあり、上手くいかない原因を先生からアドバイスしていただきました。

まずは座位で実際に行なっているエクササイズをチェックしていただきました。 反り腰ということで腰にばかり目が行っていましたが、姿勢保持が目的ですから全体を見て全体の動きがスムーズにいくように手を当て誘導されると腰を反ってしまう動きの癖も修正され、きちんと姿勢が保持されるようになり、腰ばかりに効いてしまっていたのが他の上半身の筋肉も効いてくるようになりました。

座位で上肢がきちんとセッティングできた後は立位で下半身との繫がりを意識してエクササイズを行いました。 上手くいかない時はやはり腰の辺りに効いてしまう動作で全身の繫がりがありませんでしたが、先生に誘導されて全身の繫がりが出てくると筋肉は使ったので少し辛い感じがするのに姿勢は良くなり、背が伸びたような感じになりました。

立った姿勢が良くなれば姿勢を維持するのは楽になりますし、歩く時の脚も軽くなります。 私のパーソナルトレーニングでは良い姿勢を作り、楽に身体が動かせるようになるということを目指しますので今回の手の当て方、誘導のやり方、身体の動かし方はとても参考になりました。

今回学んだことを良い姿勢作り、身体の不調の改善に生かしていきたいと思います。