岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

夜中にふくらはぎが攣る。原因は、改善するには?

夜寝ている時に突然ふくらはぎが攣って目が覚めたという相談が来ました。

筋肉が攣る原因はいろいろありますが、1つには筋肉が緊張し過ぎるために起こる過収縮のことで、足に溜まった筋肉の疲労をとるために必要な栄養をたくさん送ってもらうよう筋肉を痙攣させて血流を良くしようとする反応であるということがあります。

相談に来られた方もそうでしたが普段の立った時に体重を支持するポイントがつま先になっていたり、歩く時に踵から着地してつま先で地面を蹴るような歩き方で足首をよく使う人はふくらはぎの筋肉を使い過ぎてしまっている人はふくらはぎの筋肉に疲労が溜まって硬くなるのでこむらがえりが起こりやすくなります。

ということは、ふくらはぎの筋肉に溜まった疲労を抜いて筋肉を緩めてあげればこむらがえりを防げるのではないかと考えて、テーピングを使って筋肉を緩めてみました。 それだけで硬くなっていたふくらはぎの筋肉が緩んで柔らかくなりました。

お風呂に入る以外は1日中テーピングをしたまま生活していただいて様子をみて、後日経過を伺うとこむらがえりが起こらなくなり、ゆっくり休めるようになったそうです。

ストレッチングで筋肉を伸ばすと良いと言われてやってもなかなか柔らかくならずこむらがえりに悩まされていたのがたったテーピングを1本貼るだけで起こらなくなるので驚かれていました。

いつも良い身体の状態で過ごすためにはトレーニングも大切ですが、日々の過ごし方も大切です。 レーニングを受けて下さっている方にはそのための必要な方法もアドバイスしていますが、やはり大切なことは筋肉を緊張させることではなく、緩めて良い状態にしておくことが大切です。