岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

いつも手足が冷たいのを改善したい

手足の冷えの原因の1つにリンパの循環が悪くなっているということが考えられます。 リンパの循環が悪くなると余計な水分が体に溜まります。 水は体を冷やす働きがありますので水を溜め込み過ぎることは体の冷えを引き起こしてしまいます。

リンパの循環させるというと皮膚などを強く押して無理矢理流そうとする人も多いですが、強引にやると内出血をしてしまうこともあります。

手で押して流れを作るというのも1つの考え方ですが、リンパは筋肉を収縮-膨張させても筋肉のポンプ機能で循環させることもできます。

筋肉を収縮-膨張させるということは関節を動かす、つまり体を動かすことです。

スタジオで週に1回、姿勢を改善するために全身を使った体操を行っています。 その中で足の冷えへの対策のためにリンパを循環させる体操も行いますが、股関節や膝、足首を気持ち良く動かすだけです。 いろんな動きを10回ずつ程度やりますが、それだけでも足が軽くなります。 いろんな年齢の方が参加して下さいますが、年配の方や筋トレは苦手という方でも動かした後に足が軽くなった、動かしやすくなった、指先が温かくなってきたとすぐに効果を実感しています。

リンパは毎日循環していますので、いくら流してあげてもその後に循環が良くなるようなことをしてあげないとすぐに循環が悪くなってしまいます。

ですが、体操や筋肉を使うことで良い循環を維持することができるということがわかっていればいつも良い循環を維持しておくことができます。

筋肉や関節だけでなくリンパの循環を維持するための最も効率の良い方法は身体を動かしてあげること、つまり『運動、トレーニング』をしましょうということです。