ストレッチングが上手くできなくてもトレーニングで筋肉を柔らかくできる

腰痛、ひざ痛を良くするために必要なのは筋肉を鍛えることではなく、筋肉を『緩める』ことです。 弾力のある柔らかい筋肉にすることで関節もスムーズに動くようになって身体のゆがみや捻じれも直って姿勢や身体のバランスも良くなります。

筋肉を緩めるための方法というとストレッチングや整体やマッサージをイメージする人も多いでしょう。 トレーニングで筋肉を柔らかくするという発想を持っている人はいないでしょう。

実は、トレーニングもやり方次第で硬くなった筋肉を緩めて弾力のある柔らかい状態にすることができるんです。

トレーニングのイメージが筋トレしかない人には想像できないでしょうが、使う筋肉を意識して動かさなくても骨や関節を動かすだけで筋肉は使われます。 普通の筋トレと違って『骨や関節の動き』を意識するので筋肉にはリラックスが生まれます。 それだけで硬くなった筋肉は柔らかくなっていきます。

さらに、筋肉が繰り返し使われることで筋肉のポンプ作用が生まれ、血液の循環が良くなります。 すると筋肉に必要な酸素、栄養が血液によって運ばれてきます。

トレーニングが終わった時には筋肉には膨らみと弾力が出てきます。 全身を動かしていけば全身の筋肉が柔らかくなりますから身体のゆがみや捻じれもなくなって骨格も整ってしまいます。 そうすると筋肉の使い過ぎが原因で起こってしまった腰痛やひざ痛がトレーニングで良くなってしまうんです。

筋肉をいつも良い状態にしておくために必要なのは身体を動かすこと、つまりトレーニングなんです。