太ももの筋肉を鍛えたら脚が細くなるのか？

身体の引き締め、シェイプアップというと筋肉を鍛えて基礎代謝をアップさせて脂肪を減らして細くしていくというのが普通です。 太ももを細くしたいという人も太ももを鍛えてたるみを取ろうとしますがそれで上手くいくことはありません。

筋肉を鍛えて基礎代謝をアップさせて脂肪を減らしていく方法も間違いではありませんが、あくまでもシェイプアップのための考え方の１つですが唯一絶対の方法ではありません。

脂肪を減らすために筋トレをしているのに筋肉が付いてしまって脚が細くなるどころか太くなってしまったという相談がよくきます。 軽い負荷でもずっと使い続ければ筋肉は太くなりますからこれは当然の結果です。

また、気になる部分のたるみだけを減らそうという考え方にも無理があります。 たるんでいる部分が脂肪とは限りません。 筋肉のバランスが崩れてしまった結果、脚に捻じれて使われなくなった筋肉がたるんで見えてしまっているということもあります。 そういった原因でたるんでしまった部分を筋トレで鍛えたところで上手くいかないのも当然のことです。

捻じれてたるんでしまっている太ももを細く見えるようにするには筋肉のバランスを整えて脚を真っ直ぐに伸ばせるようにすれば良いだけのことです。 そこにハードな筋トレをやる必要はありません。

正しいと言われるトレーニングも目的や身体の状態から考えると必ずしも効率的ではないということはあります。 ですから、トレーニングを始める間に自分はどういう身体、筋肉を作りたいのかトレーニングの目的をよく考えなくてはいけません。