岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

体をゆるめればほとんどの腰痛は良くなる

腰痛の原因というと「筋力が弱い」、「筋肉が硬くなっている」と思うのは普通の人の発想です。 だから一生懸命腹筋を鍛えたり、マッサージや整体で硬くなった筋肉を解してもらっても腰痛が改善することがないんです。

あなたの腰の痛みを軽減、改善するために大切なのは『弾力のある柔らかい筋肉を作ること』、『骨格を整えて良い姿勢でいること』です。

柔かい筋肉というと前屈で手が床につくといったイメージをするでしょうが、身体の柔軟性とは違います。 筋肉本来の柔らかさ、弾力性の話です。 99%の人は弾力性と柔軟性を勘違いしてストレッチングで一生懸命硬い筋肉を伸ばします。 だから筋肉が柔らかくならないんです。

身体を動かせば筋肉は簡単に柔らかくなってしまうのに、みんな身体を動かすというと筋肉を鍛えようと一生懸命ダンベルを持ち上げようとします。 筋肉を柔らかくするのにそんな重たいものを一生懸命持ち上げる必要は全くないんです。 私のクライアントさんはそれに気づいて一生懸命重いものを持ち上げようとするのを止めます。 そうするとどんどん筋肉が柔らかくなってしまいます。

全身の筋肉が弾力のある柔かい筋肉になると『骨格』が整います。 骨格のゆがみがなくなれば自然と良い姿勢になります。 良い姿勢になれば腰への負担も軽くなります。 だから腰痛も治ってしまいます。

姿勢を良くするというとみんな胸を張って背筋を伸ばそうとします。 それは自分で作った姿勢です。 そんな姿勢は腰の負担を軽くするどころか余計にストレスをかけることになります。

自分で作った良い姿勢ではなく、人間が本来持っていた自然な立ち姿勢に戻していくのです。そうすると良い姿勢にしかなれないんです。

ちなみに、自然な良い姿勢を自分で作ることはできません。 だからトレーニングをすること、トレーニングで全身のバランスを整えることが必要なんです。 それがわかってトレーニングを受けに来ている私のクライアントさんはみんな腰痛から解放されて元気に楽しい毎日を過ごしています。