岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

撫でるだけでもふくらはぎを細くできる

ふくらはぎの太さに悩む人の多くが太く見える原因を体脂肪の多さと思って脂肪を燃焼させるためにふくらはぎの筋肉を鍛えるエクササイズを頑張りますが、筋肉が大きくなって余計に太く見えてしまいます。 ジムで運動をしている女性を見ると多くの人が溜まっているために太く見える人が多いです。 それは「むくみ」です。

むくみはリンパの循環が悪くなっているわけですが、筋肉を鍛えてもリンパの循環が良くなるとは限りません。 先日もテレビで医師が「女性は男性よりも筋力が弱いのでポンプの力が弱い」なんて言ってましたが、ポンプ機能は筋肉を縮める→緩める動きによって起こりますから強さは関係ありません。

そんなことをしなくてももっと簡単にリンパの循環を改善することができます。 今回はクライアントさんが体が疲れきっていて体が重たくて朝起き上がることも大変なので体を緩めて欲しいと言われたので身体を調整していったわけですが、全身の筋肉が緊張していたのはもちろんですが、手足の指先が冷たく、ふくらはぎがむくんで太く見えました。

揺すったり深呼吸して全身のリンパの循環を改善していき、ふくらはぎは優しく撫でる刺激を与えるてとふくらはぎがどんどん細くなりました。 冷たかった足の指先にも血液がきちんと流れているのがわかるようになり足先の冷たさがなくなり温かさを感じるようになりました。

リンパの循環を良くするというと、無理やり流そうと強く押したり揉んだりしがちですが、循環が良い状態になれば無理やり流す必要なんてありません。 良くなったものは悪くなるようなことをしなければずっと良い循環のままですから、ふくらはぎが太い状態に戻るようなこともありません。

むくみは循環不良ですから筋トレなんてしなくてもこんなことで簡単にふくらはぎも細くできますし、体脂肪が多いなら食事を変えれば細くなります。 どちらにしても筋トレの出番はないということです。