岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

感想「最近お腹周りがスッキリしてきました。体重も3kgも減ったんですよ。」

「体重を減らしたいんです。」とよく相談されますが、体重を減らすには食事です。 筋トレをしても体重が減るとは限りません。

レーニングでは見た目、スタイルを良くなっていきますし、トレーニングを長期的に継続しているとスタイルが良くなるだけでなく徐々に体重にも変化が出てきます。

一般的な体重を減らすための生活スタイルというと、食事を減らして摂取エネルギーを減らす、消費エネルギーを増やすために週に2回は筋肉を鍛え、脂肪を燃焼させるため、脚の筋肉を鍛えるために毎日20分以上のウォーキング。 これらを「しないといけない」のですが、トレーニングを見ている年配の男性のクライアントさんがやったことというと、 ・食事は特に減らしていない(同じようなものを食べても以前よりも美味しいと感じられるようになった) ・トレーニングは週に1回 ・自宅では筋肉を緩めるための体操を行ったり、公園で疲れない程度に気持ちよく歩くなどじっとしている時間をできるだけ減らすことを心がけた だけ。 それで姿勢が良くなり、お腹周りがスッキリし体重も減ったようです。

痩せたというよりも健康的な体重に戻っただけですが、教科書通りの体脂肪減少法をやらないと結果が出ないということではないということです。

レーニングも基礎代謝をアップさせるために筋肉を鍛えて大きくするというものではなく、筋肉を呼吸に合わせて縮める→緩めるを繰り返して筋肉のポンプ機能を利用して血液や酸素を循環させて筋肉を膨らませ、元々の太さ・弾力に戻すようなトレーニングです。

血液の循環が良くなれば体温が上がります。 体温が上がれば基礎代謝が上がります。 毎日基礎代謝が高い状態でいれば余分な体脂肪はどんどん少なくなっていきます。 筋肉を鍛えてはいませんが、いつも筋肉は使われていますから筋肉が落ちることもありません。 食事制限だけの減量に比べると劇的な変化は出ませんが、大切な筋肉を減らすことなく健康的に減量できるという意味では効果的です。 今回のクライアントさんの場合は食事を特に変えることなく体重を減らせましたし、血圧降下剤を飲まなくても血圧の数値も良くなって以前よりも元気になって力が漲る感じがするそうですし。

食事を美味しく食べながら気持ちよく体を動かして健康的に体重を減らしていく。 こういう減量が一般の人には良いように思います。