岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

お尻の筋肉を意識して歩かなくてもスムーズに歩けば自然にお尻は使われる

一般的には太ももを細くする、ヒップアップするには歩く時にお尻や太ももの裏の筋肉を意識するようにと言われますが、意識しても歩き方が悪ければ狙った筋肉は使われません。 筋肉は使ったように形作られます。 太ももの太さ、ヒップが垂れていることのは意識ではなく“歩き方”の問題です。

歩く時の腕と脚の動きは“右手が前に出る時は左脚が前に出る、左手が前に出る時は右脚が前に出る”といったものです。 この手脚の動かし方ではいくらお尻や太ももの裏側に意識を持っていっても主に使われるのは太ももの前側です。 お尻や太ももの裏側は股関節を伸ばす動きで使われます。 つまり、脚は前に出すのではなく「後ろに送る」ように動かさないといけません。

意識ではなく、動きを改善するだけでお尻や太ももの裏側の筋肉が刺激され、筋肉の質問、形状も変化していきます。

歩き方を変えるには「脳のプログラムを修正する」ことです。 歩く時の手脚を対角で動かすイメージから“同じ側の動き(右手・右脚、左手・左脚)”に意識を置いて歩いていくだけです。 片足できちんと体重を支持する感覚が掴めれば歩き方は短時間で変わります。

筋肉は使っているように形づくられるという特性から考えてみると意識を変えるよりも動作のやり方、体の使い方を変える方が効率も良いし効果的です。