岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

感想 「首が回せないくらい痛かったのに楽になりました」

外出自粛、テレワーク、オンライン会議などの影響か首の不調で相談に来られる方が増えている。

先日も首が痛くて回らないという方から相談が来た。 体幹の捻じれ、巻き肩、猫背気味で首は前に傾いていて首から肩、腕、背中、腰、お尻、太もも、ふくらはぎまで全身の筋肉に緊張が見られた。

全身の緊張をゆるめて体の捻じれ、姿勢の崩れを本来の状態に戻すと、「首が回せないくらい痛かったのに楽になりました。ここ最近ずっと悩まされていたので助かりました。」と喜ばれていた。

首の問題を解決するために行ったのは、 ・肩甲骨を動かして肩甲骨周囲の筋肉の緊張をゆるめる ・前屈で腰の緊張をゆるめる ・首(頭蓋骨)を動かして首の周囲の緊張をゆるめる ・下半身(股関節、膝、足首の周囲)の筋肉の緊張をゆるめる

首に緊張があると首をなんとかしたいと思ってしまいがちだが、今までいろいろな方を見てきた経験ではいきなり首にアプローチしてもなかなか問題は解決できない。

このように首から肩甲骨に筋肉は繋がっている。

首から腰まで繋がっている筋肉もある。

こういったことから考えても首だけでなく、肩甲骨周囲の筋肉や腰の筋肉の緊張をゆるめることも必要だと考えられる。

この考え方で実際にやってみたところ問題も解決されたので部分だけで考えるのではなく全体の繋がりを見てアプローチすることが大事。

1週間後にトレーニングに来られましたが首の痛みもかなり楽になっていたようですので身体の崩れの修正をして良い状態の持続時間が伸びて来れば首の不調も改善されるのではないかと思う。