岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

筋力だけを高めても速いボールは投げられない(トミージョン手術後のトレーニングの経過③)

トミージョン手術をした高校生の投手ですが、冬の間のトレーニング成果もあって体が少し大きくなってきた。

練習試合も解禁になり登坂したようだがその時の球速は139km/h止まりだった。 秋の時点で140km/hは記録していたのでもう少し出ると期待していたが、動画を見てみると投げ方に原因があった。

高校で行っていたトレーニングは体を大きくすることを目的にしたものでスピードを高めるようなことはやっていなかったようだ。 そのため、実際のピッチングでも力を入れて一生懸命腕を振って投げていて腕振りのスピードが遅くなっていた。

力を入れれば入れるほど連動がなくなり力をうまくボールに伝えられない。

甲子園で話題になった投手のフォームを見ても腕の振りが速い。 やはりスピードのあるボールを投げるには腕が速く振れる必要がある。

反省を踏まえて今回は腕を速く振る感覚を上書きするようなトレーニングを行ってみた。

レーニングをして1週間後の練習試合の動画です。

[wpvideo AGVzuv5s ]

[wpvideo EmUT8kNB ]

まだ1回のトレーニングではありますが前回よりも腕を振るスピードは改善が見られたように思う。

動きはスムーズになってきましたので、今後はスムーズな動きの中で爆発的な力を発揮する体の使い方を覚えていけばさらにスピードが出そうだ。