岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

片方の目が開けにくい、耳が聞こえにくい。原因は?改善するには?

今回は片方の目が開けにくい、耳が聞こえにくいという相談。
その他にも同じ側の首こり、肩こり、腰の張り、呼吸が浅いなどの不調があった。

姿勢をチェックしてみると、
・左右の肩、腰の高さが違う
・背中が丸くなっている
・首が前に傾き、頭も前に出ている
など体幹の歪み、捻じれ、傾きが起きていた。

筋肉の状態をチェックしてみると、全身の筋肉が緊張していた。
その他にも頭皮が硬くなっていたり耳も緊張して硬くなっていた。
顎の動きも悪かった。

まずは腕、肩、肩甲骨の緊張をゆるめてみた。
肩を上下に動かす、脇を開ける・閉める、肘を曲げた状態で腕を上に上げる、腕を前後に振り子のように振る、腕を内・外に捻るといったことを呼吸に合わせて行った。

それから呼吸を行った。
腕、肩、肩甲骨周囲に緊張があった時は浅い呼吸しかできなかったが、緊張がゆるむと肋骨が十分に動くようになり長い呼吸ができるようになった。

そうすると体幹の歪み、捻じれ、傾きが直り、首の傾きや頭の位置のズレも直った。
頭皮も柔らかくなり耳も柔らかくなった。
そうすると目もきちんとと開けられるようになり、耳もよく聞こえるようになった。

こういった症状があるのに病院で診てもらっても特に異常が見つからない場合は筋肉の緊張度のバランスの崩れ、身体の崩れが原因として考えられる。
少しでも早く崩れた身体を本来の状態に戻してあげることが問題の解決に繋がってきます。