岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

声がかすれる、声が出にくい。改善するにはどうすればいい?

今回は声が出にくいという相談。
発生練習などいろいろやっているがあまり改善が見られないとのこと。

以前、他の方から声がかすれるという相談を受けました。
その時は首が回らないくらい硬くなっていてひどい肩こりや首こりもありました。
その他にも顎の動きや舌の動きが悪いといったこともありました。
首の緊張をゆるめたり顎の動き、舌の動きよくすると声もよく出るようになりました。

今回も姿勢や体の状態を見てみると、
・腕が捻じれている
・猫背・首が前に倒れ、頭が前に出ている
・肩が上がっている(左右で高さも違う)
・背中や腰の筋肉が緊張している
・呼吸が浅い
・顎の動きが悪い
・舌の動きが悪い
・O脚
・扁平足
などの崩れが見られた。

体幹の崩れは左右の腕のアンバランスにより肩甲帯(鎖骨、肩甲骨、上腕骨)の位置の崩れていることも影響しています。

肩甲骨に付いている筋肉の緊張をゆるめて肩甲骨が十分に動くようにして肩甲帯の位置を本来の位置に戻し、腕がリラックスできるようになると捻じれを直すと体幹の崩れも直り、肋骨が十分に動くようになり呼吸も楽にできるようになります。
そうすると首の筋肉の緊張もゆるみ、声の出方も改善されました。
顎や舌の動きが良くするとさらに声がよく出るようになりました。

今回も全身の筋肉の緊張をゆるめて身体のバランスを整えることで問題が解決されました。
発生練習やトレーニングをすることも大切ですが、その前に体の状態を見直してみることは大切なことです。