岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

スマホの使いすぎによる肩こり、首こりを改善するには

今回は首こり、肩こりの相談。
スマホが新しくなったので使い方に不慣れのため長時間スマホを操作していたら翌日からひどい肩こり、首こりになってしまったとのこと。

姿勢をチェックしてみると、
・左右の肩、腰の高さが違う
・首が前に傾き、頭が前に出てしまっている
・猫背
・巻き肩
・腕が緊張し、棒のようになっている
・O脚
などの崩れが見られました。

不調を感じている首や肩はもちろんですが、背中や腰、お尻、太もも、ふくらはぎまで全身の筋肉が緊張していた。

今回の問題は長時間のスマホ操作、片方の手にずっとスマホを持ち、もう一方の手は人差し指だけをずっと使っているという左右の手のアンバランスな使い方によって左右の腕、肩甲帯がアンバランスになり、それが体幹の捻じれ、歪み、傾きが起き、全身の崩れに繋がってしまったということです。

腕の緊張をゆるめて本来のバランスの取れた状態に戻すことが問題の解決策になります。

仰向けに寝て、肩・腕・胸の筋肉がリラックスしたポジションに腕を置いて内・外旋で動かしていくと手首、前腕、肘の力が抜けて棒のように硬くなっていた腕の筋肉の緊張がゆるんだ。
さらに続けていくと上腕の筋肉の緊張がゆるんで肩の動きもスムーズになった。
腕がリラックスした状態に戻ると腕、肩だけでなく首や胸、背中、腰、太もも、ふくらはぎの筋肉の緊張までゆるんだ。

そうして改めて立って見ると体幹の捻じれや歪み、傾きも直り、脚の捻じれもなくなり崩れていた姿勢が直って肩こり、首こりも解消された。

左右の腕のアンバランスな使い方は全身に波及し、体幹の崩れ、全身の崩れに繋がってきます。
いつも腕をぶらぶらの状態に保つことは非常に重要になってきます。