岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

ゴルフのバックスイングの時に軸足の股関節が痛くなる。原因は?改善法は?

ゴルフ愛好家のクライアントさんから最近ドライバーで打つ時にバックスイングで右の股関節(大転子の辺り)に痛みが出るという相談が来ました。

痛みが出るのはバックスイングの時だけで、普段立っている時や歩いている時、イスの座る・立つといった動作では痛みは感じないということでした。

バックスイングの時に痛みが出るということなのでバックスイングのやり方に問題があるのだろうということでどういう意識でやっているのか話を聞いてみたり実際にスイングの動作を見せてもらうと痛みの原因が見えてきました。

バックスイングでは軸足の股関節のしっかり体重を乗せて力を溜めようという意識で行っていたようですが、実際の動作ではバックスイングの時に軸足の膝が外側へ開いてしまい、体重が軸足の体重支持ポイント(脛骨真下)ではなく足の外側へ乗ってしまっていました。

そこでバックスイングの時に体重支持ポイントにきちんと乗るようにするために軸足の使い方を直してみました。

直したのは「構えた時のつま先の向き」です。 痛みが出るスイングの時には構えた時につま先が外側へ開いてしまっていました。 つま先が外側へ開いてしまうとバックスイングで体重移動をした時にきちんと軸足の体重支持ポイントに乗ることができず外側へかかってしまいます。 構えた時のつま先の向きを真っ直ぐにすることで膝が外側へ開くことがなくなり体重支持ポイントにきちんと乗れるようになりました。 それだけでバックスイングで股関節の痛みが出なくなりました。

レーニングの後、練習をしてみたそうですがドライバーを振っても痛みを感じることはなかったようです。