岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

薬を飲んでも片頭痛が良くならない。改善するにはどうすればいい?

片頭痛に悩まされている方から相談が来ました。 薬をいろいろ飲んでみたけれど全く状態が変わらないということでした。

頭痛以外の身体の不調や生活の状況などについて話を聞いてみたところ、 ・仕事が忙しい ・夜もあまり眠れない(数時間毎に目が覚める) ・呼吸が浅い ・冷えを感じる ・肩こりがある ・眼精疲労がある ・腰に張りを感じる ・むくみがひどい といったことが出てきました。

姿勢を含めた体の状態をチェックしてみたところ、 ・猫背気味 ・左右の肩、腰の高さが違う(体の捻じれ) ・O脚気味 ・足のアーチの低下(扁平足気味) が見られました。

片頭痛の原因は、 ・脳への血流不足による酸欠(全身、特に首や肩の緊張) ・筋肉の緊張による自律神経のバランスの乱れ(交感神経優位) ではないかと考えて全身の筋肉の緊張をゆるめて姿勢の崩れ、体の捻じれを直してみました。

肩甲骨周囲の緊張が強く、動きも悪かったのでまずは肩甲骨の上下、開く・閉じる、斜めに開く・閉じるといった動きが十分に動くように戻していきました。 背中だけでなく首や腰の緊張もゆるんだので呼吸をするのも楽になり、上半身のおもだるさが解消され軽くなったようでした。

さらに前屈などで腰の筋肉の緊張をゆるめて体幹の捻じれが直ると頭痛の症状もなくなリました。

脚にも崩れがありましたので股関節、膝、足首の周囲の筋肉の緊張をゆるめてO脚気味だった脚を綺麗に真っ直ぐ伸ばせるように直し、足の緊張をゆるめて本来のアーチを取り戻してリラックスして立つ(骨で立つ)感覚を取り戻すと全身が軽くなったようです。 他にも血流が良くなった感じがして体が温まってポカポカしてきたようでした。

身体の崩れが頭痛を引き起こすこともあります。 そういった場合は少しでも早く本来の自然な状態を取り戻してあげることです。