岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

ちゃんと呼吸できていますか?

健康を維持するというとウォーキングやランニングをしたり、筋肉を鍛えるようなイメージを持っている人は多いですが『呼吸』を意識している人は少ないように感じます。

呼吸というと、胸式だとか腹式といった呼吸のやり方ばかりを考えてしまいますが、そもそも吸った空気、酸素がちゃんと全身に届いているのか?ということまで考える人は少ないのではないでしょうか。

デスクワークで頭痛、肩こり、背中の筋肉の強い張りを感じという相談が来ました。 呼吸をしてもらってみると、たくさん空気を吸い込んでいるつもりでも体に動きはほとんど見られませんでした。

姿勢も猫背になっていましたが、こういう姿勢は胸を圧迫してしまいますし、デスクワークをしていると時間を忘れてパソコンのキーボードを打っていますので呼吸さえ忘れています。 話を聞いてみると頭がぼーっとしたり、仕事も集中して続けることが難しいということを感じていたようです。 呼吸を止めていたり、浅くなってしまっているせいで脳に酸素がちゃんと届かないのでそのようなことが起こったのでしょう。

ということで、呼吸が元通り大きくできるように呼吸トレーニングを行ってみました。 何度も繰り返していくと呼吸も大きくなり、肩や背中の筋肉も柔らかくなりました。 リラックスしている感じがわかったり頭がスッキリするような感覚もあったようです。

たかが呼吸ですが、ちゃんとできるかどうかは健康を維持したり、仕事の効率を良くするためには大切なものです。

腰をマッサージしたり鍼を打っても腰痛が良くならない理由

腰痛になるとほとんどの人は痛いところに電気を当てたり硬い筋肉をマッサージしたり鍼を打ってもらうなど、その時は軽くなった気がしてもすぐに再発するというのを繰り返します。

痛いところ、硬い筋肉といった部分にだけ何かをするような方法だから良くならないだけです。 腰痛を良くしたいなら痛い部分、硬い部分だけを何とかしようとする方法に頼る考え方を変えないといけません。

腰痛になるのは頭、背骨、骨盤、脚が重力に対してきちんと真っ直ぐに並んでいないから、つまり姿勢が悪いからです。

痛いところに電気を当てたり、硬い筋肉をマッサージしたり鍼を打つような1つ1つ個別にやっていく方法では姿勢や体のバランスといったような全体的なことをまとめるのは難しいので効率が悪いやり方になってしまいます。 姿勢という全体的なところを直してしまえば「腰」という部分の問題は簡単に解決することができます。

腰痛のクライアントさんも身体を調整をして硬い筋肉を緩めたり、動きの悪くなった骨や関節がスムーズに動くようにしていくと姿勢や体のバランスといった全身の状態を改善していくことで腰の筋肉の硬さや痛みも確実に軽くなっています。

痛みに対する対症療法で腰痛を改善することは難しいでしょう。 腰痛でも全身的な問題という見方をすることが大切です。

整形外科で診てもらっても骨に異常がないのに走ると膝が痛い。原因は?改善法は?

先日、こんな相談を受けましたが、病院でレントゲンを撮っても骨に異常が見つからないのに何かをすると膝が痛くなるというのはよくあることです。

骨や関節に問題がなければ痛みが起こる原因は、痛みが起こる『動き』にあります。

ランニングのフォームを見てみると、脚はO脚で着地の時の体重のかかり方が左右で違う… こんな走り方をしていれば膝が痛くなっても仕方ありません。

接地の時に踏み込むポイント、走る時のリズムを修正してみると脚を真っ直ぐに使えるようになり、接地も足裏全体で綺麗に踏み込めるようになりました。

さらに腕振りや重心をどの辺りに置くかといったところをアドバイスすると走ってみても膝の痛みが気にならなくなりました。

病院で骨に異常がないとお墨付きをもらったら、痛みの出る動きを見直してみる、痛みが起こる原因がわかれば難しいことや大変なことをしなくても痛みを楽にすることはできます。

姿勢を直しても意識しないと良い姿勢は続かない?

良い姿勢を維持するためにいろいろ意識する人が多いですが、意識しないと続かないということはそれが「作った姿勢」だからです。

整体などで姿勢を矯正して見た目は問題ない姿勢だとしても、その姿勢をした時にどこかが辛くなったり、どこかだけが辛くなるようであれば、それは「適切な姿勢」とは言えません。

姿勢の矯正の多くは、その姿勢を強制しているから長く続けることができないのです。 脚を組んではいけないと言ってもその方が辛くないから脚を組むし、猫背がダメだと言ってもイスに座った時に背中を丸くする方が苦痛が少ないからその姿勢をしてしまうのです。

それなら、「悪い姿勢よりも姿勢を直した方が楽だ」ということを感じさせればいいだけのことです。 トレーニングを受けているクライアントさんの姿勢は良くなっていますが、ずっと良い姿勢を意識してもらっているわけではありません。 トレーニングを受けた後の姿勢の方が楽だったり、体が軽く感じられたり、体を動かすのも楽だからです。

レーニングで行っていることは姿勢の矯正ではなく、「元々の骨の配列、筋肉の弾力性、関節の動き、血液やリンパの循環、呼吸、自律神経のバランスに戻している」だけです。

強い筋力で骨を引っ張る必要もありませんからきつい筋トレをする必要もありません。 元々の状態に戻せばいいのですから、リラックスすること、気持ち良いことをすればいいのです。 手脚ブラブラ揺らして呼吸をしたり、骨や関節を動くようにスムーズに動かすだけで特別難しいことを意識しなくても全身の筋肉が緩んで姿勢や体のバランスは整ってしまいます。

いつも柔らかい、循環の良い筋肉・カラダを維持しておけばその良い姿勢は崩れませんから、日々やることも気持ち良く体を動かすことで十分です。 そうして立っていてもどこかが辛くなったり、きつくなることがない姿勢が『ノーマルなカラダ』だというふうに認識が変えてあげればその姿勢が定着して崩れることもなくなります。

O脚、X脚の原因は筋力のバランスが悪いから?

O脚、X脚の原因を「筋肉の強さのバランス」と考えてしまえば脚を真っ直ぐにするためには内と外の筋肉の引っ張る強さを揃えないといけないのでほとんどの人は内転筋や外転筋を鍛えます。

ですが、どれくらいの強さにすればバランスが取れるのかという具体的な数値もわかりませんし、筋力を高めるために必要なトレーニングの負荷、頻度、継続期間は決まっていますから結果が出るまでに時間がかかるでしょう。

また、内転筋と外転筋を個別に鍛えてしまえば鍛えた方にバランスが偏ってしまいますし、内転筋も外転筋も股関節を動かすことで使われますから、その動き自体がスムーズにできていないのに負荷をかけてうまくいくことの方が少ないでしょう。 O脚だから内転筋、X脚だから外転筋というような教科書通りにはいきません。

O脚、X脚で相談に来る人は骨などには問題はありませんが、立ったり歩いたり、階段の昇り降りといった日常生活動作でO脚、X脚になるような使い方をしています。 それによって「筋肉の緊張(出力)のバランス」が崩れて使い過ぎている筋肉、使わなくなって萎んでいる筋肉が出てきて脚が真っ直ぐに伸ばせなくなっているというのがほとんどです。

「脚は元々真っ直ぐなのだ」と考えてみればO脚やX脚の状態から元に戻してあげれば良いだけですから難しく考える必要はないので全身の筋肉を緩めていきます。 バランスは50対50でも取れますが、極端に言えば1対1でも取れていますから。

あとは均等な状態を崩す原因である立ち方、歩き方、階段の昇り降りのやり方を見直して脚を真っ直ぐに使う『使い方』をトレーニングすれば捻じれた脚が作られることはなくなります。 だからきつい筋トレや個別の筋肉を鍛えるエクササイズや伸ばすストレッチングなんてしなくても問題は解決できます。

脚を真っ直ぐにするにしても「矯正」と考えるか「元に戻す」と考えるかだけでもやることも結果が出るまでの時間も全く違ってきますね。

整体にずっと通ってるのにO脚が直らないのは体の使い方までは直っていないから

整体にずっと通っているのにO脚が直らないと半ば諦めていたという人がトレーニングで体を整えるだけで簡単に直りました。

太ももの内側を鍛えるトレーニングや硬い筋肉のストレッチングなどもしていません。 脚の捻じれを改善して股関節をきちんと噛み合わせ脚を真っ直ぐに伸ばせるようにしただけです。

O脚というと内転筋が弱くなったせいで骨を真っ直ぐにしておくことができないために起こると勘違いして筋肉を鍛える人も多いですが、そもそも原因はそこではありません。 その方も内転筋が弱いと思ってボールを挟んだりしていたようですが筋肉の膨らみや弾力がありませんでした。

しかし、脚が真っ直ぐになると筋肉の膨らみや弾力が戻りました。 筋力が低下していたのではなく、脚を真っ直ぐになるように使っていなかっただけなのです。

生まれつき骨がゆがんでいる人というのは少なく、ほとんどが立った姿勢、歩く時などの脚の使い方の問題で脚を真っ直ぐに伸ばせなくなり、真っ直ぐな脚を保持しておくために必要な太ももの内側の筋肉が使われなくなって萎んでいってしまいます。

股関節の部分の問題を放っておいて内転筋を強化して筋力で骨を引っ張ろうという考え方自体に無理があります。 そもそも内転筋も股関節を動かすことで使われますから、股関節がスムーズに動かないのに筋肉だけ鍛えようとしてもうまくいくはずありませんが。

内転筋も脚が真っ直ぐに伸びていれば使われるのですから、わざわざ筋肉を鍛えようとしなくても真っ直ぐに伸びている感覚を教えておいて、立ったり歩いたり階段の昇り降りなどの日常生活動作をさせればそれが自然な内転筋のトレーニングになります。

いくら筋トレや整体に頼っても問題の原因がわかっていなければ何をやっても良い結果にはなりません。 問題の原因がきちんとわかれば簡単にO脚は直ります。

筋肉を鍛えなくても体のねじれは直せる

体のゆがみは筋力が原因だとよく言われますが、筋トレをして大きな筋肉が付いている人でもゆがみのある人をよく見かけます。

体のゆがみは筋力のあるなしではなく『体の使い方』の問題です。

普段立っている時の左右の足への体重のかけ方、歩いている時の接地に違いがあれば当然体のバランスは崩れています。 そんな立ち方、歩き方をしていれば脚の筋肉のバランスも崩れてしまいます。 大きなストレスがかかる部分の筋肉は大きくなり、ほとんど使われない部分の筋肉は弛んできます。 そうすれば筋力の差が出てきます。 それを筋肉を鍛えてバランスを整えようとするのは無理があります。

筋トレよりも簡単な体のゆがみを直す方法があります。 それは、『その人の頭の中を変えてあげる』ことです。

姿勢の悪い人でもその人の頭に全身の筋肉の緊張が均等になる頭の位置、肩甲骨の位置、肩の位置、骨盤の位置、脊柱の位置を教えてあげれば良い姿勢で座るしかできなくなります。 立った時にはお尻の位置、足の裏の感覚を教えてあげれば脚は真っ直ぐに伸びます。

脳がそれぞれの骨の適切なポジションを覚えれば、よほどおかしな動きをしない限りはその位置から崩れることはありません。

体を緩めて姿勢を改善するアプローチをしますが、クライアントさんも頭や肩、肩甲骨、骨盤、お尻がどこにある時が一番体が楽なのか、動かしやすいのか、姿勢が良いのかということをきちんと理解できるのでトレーニング後にもその効果が持続します。 初めてトレーニングした人でも2〜3日は良い感覚があります。

そして良い感覚がなくなってきたらまた体を緩めたり、体の使い方を修正して姿勢の崩れを直すということを繰り返していくと持続時間が長くなり良い姿勢が自然と身についています。

体を動かす時にどの筋肉を使うのかというのを判断するのは脳ですから、きちんと教育してあげればわざわざきつい筋トレなんてしなくても簡単に姿勢は改善できてしまいます。