岡山・腰痛、ひざ痛改善パーソナルトレーナーのblog | パーソナルトレーナー 岡田 康志

腰痛、ひざ痛、身体の不調を根本から改善するためのトレーニングの考え方についてご紹介

ランニング・ウォーキング

歩く時に背筋を伸ばそうとする必要はない

一般的には背筋を伸ばした姿勢で歩くのを正しい歩き方だと言われます。 たしかに静止画で見ると真っ直ぐの方が綺麗な姿勢のように思えますが、実際に前方へ移動してみると背筋を真っ直ぐ伸ばした姿勢は余計な力を使ってしまうのでスムーズには見えません。 …

走るから太ももが筋肉痛になるわけではない。ゆるむように走れば太ももは柔らかくなる

市民ランナーからランニングをすると2日間くらい太ももが筋肉痛になって歩くのも辛いという相談をよく受けます。 走るから太ももが筋肉痛になるわけではありません。 太ももに筋肉痛が出るような走り方をしているだけです。 太ももの筋肉をゆるめるように走…

筋トレをしておけばランニング障害は防げるのか?

市民ランナーで膝や股関節、アキレス腱といった部位の故障で悩んでいる人からの相談は多いですが、よく「ランニング障害の原因は筋肉が少ないから、筋力が弱いからだ。ウェイトトレーニングはケガのリスクを下げる効果があるからランナーも筋肉を増やすよう…

歩くとすぐに疲れてしまう原因は筋肉が少ないからではない

年配の方から「歩いているとすぐに疲れて長く歩けないんです。筋肉が弱いからでしょうか?」という相談されます。 何かの持続性がないと筋肉の持久力の低下のせい、筋肉量の低下が原因だと考える人が多いですが、近所で見かける毎日歩いている人を見てもボデ…

長く歩いた後に脚が動かなくなるのは脚の筋肉の持久力がないから?

長い時間歩き続けた後にイスから立ち上がったり階段を昇り降りしようとしても脚が動かなくなってしまうというような相談を受けることがあります。 ほとんどの人は「脚の筋肉の持久力がないから」と言って脚の筋肉を鍛えるような筋トレを始めようと考えますが…

“大きな歩幅で歩く”は脚を大きく前に出して歩くことではない

一般的に“良い歩き方”というと「脚を大きく前に出して大股で歩く」と言われます。 歳を重ねると歩くスピードが遅くなりやすいですが、その原因は歩幅が狭くなることです。 そういうことから考えても大きな歩幅で歩くことは大事なことです。 しかし、多くの人…

脚を前に出し、つま先で地面を蹴って走るという概念を捨てる

ランニングをしている人によく見られるのが脚を一生懸命前に出して走るというものです。 そういう走り方をしている人の脚の筋肉は太ももの前の筋肉ばかり発達して太くなっていたり、緊張して硬くなっています。脚を前に出す(股関節を曲げる)時に働くのは腸…

走る前にまず“体を整える”

「ランニングフォームを良くするにはどんなトレーニングをしたらいいですか?」と尋ねられます。 市民ランナーのトレーニング指導をしていますが、共通しているのは“走り方の悪い人は歩き方が悪く、歩き方が悪い人は立ち方が崩れている”ということです。 市…

マラソンのタイムを縮めたいならストライドを伸ばさないといけない

市民ランナーの方のトレーニングを見ていますが、1週間、1ヶ月でたくさんの距離を走り込んだり、タイムを縮めるために目指すタイムの1kmの平均ラップで走り続けるような練習をしてもほとんど速くなることはありません。 ランニングスピードはピッチ×ストライ…

腸腰筋を鍛えればランニングフォームが良くなる?スピードアップする?

最近は様々なトレーニング法の情報を手に入れることができます。 ランニングのパフォーマンスアップのためのトレーニング法といったものもネットで検索みるとものすごい数が出てきます。 その中で「腸腰筋」を鍛えるトレーニングというものがあります。 胴体…

走り込めばマラソンのタイムは良くなるのか?

市民ランナーの方の中には“トップレベルの選手は週に○km走っている、毎月○km走っている”というのを見て同じようにたくさん走り込めば速く走れるようになる、マラソンのタイムが良くなると思って距離をたくさん走り込むような練習に力を入れている方もいます…

走っていると起きる膝の痛みを治すにはどうすればいい?

マラソンブームの影響もあり、市民ランナー向けの雑誌なども増えています。 その中でひざ痛を特集したものも見かけます。 そういったものでよく、「膝の内側が痛くなる人は◯◯筋を伸ばして、◯◯筋を鍛えましょう。、「膝の外側が痛くなる人は・・・、お皿の上…

長く歩く・走るとふくらはぎが痙攣を起こすのは筋力が弱いから?ミネラルが足りないから?

長い時間歩いたり走ったりしているとふくらはぎが攣りそうになる、攣ってしまうのはどうしてか?という尋ねられることがよくあります。 ほとんどの人は筋肉が減ったり筋力が衰えたかミネラルなどの栄養素が足りないからかということをまず思い浮かべるでしょ…

筋力アップすればマラソンのタイムは短縮できる?

「ランニングはジャンプの連続、体重の3〜5倍のストレスが脚にかかるからその衝撃を受け止めるだけの身体の強さが必要。また、筋肉量が増えれば筋力もアップする、だから走るためには筋トレをしましょう、高重量でのスクワットやデッドリフトで脚を鍛えま…

走りが悪い人は歩きが悪く、歩きが悪い人は立ち姿勢が悪い

長い距離を走っても疲れない、体のどこかが痛くならないようにするには“腕をどう振るか”、“脚をどのように動かすか”、“姿勢をどうするか”といった意識を一切やめて、体が勝手に進んでいく、脚も勝手についてくる感覚で走ることが必要です。 それにはスムーズ…

頑張らないで楽に走ればフルマラソンは完走できる

マラソンというと最後脚が動かなくなったり、攣りそうになったり、そういう辛いことを乗り越えてゴールするから達成感があると感じる人もいると思いますが、フルマラソンを走るから疲れるとは限らない、気持ち良くゴールすることもできます。 ちょうど先週岡…

強い力や地面反力がなければスムーズに前に歩いていけないのか?

脚の筋肉を付けるためにウォーキングをしている人がいます。 そういう人たちの歩き方を見ていると大股で地面を一生懸命蹴って進もうとしている感じが伝わってきます。 歩き方についてもいろいろな情報が入ってきます。 「大きな歩幅で地面をしっかり蹴って進…

ランニング動作に近いスクワットやランジでランニングパフォーマンスはアップしない

ランニングのための筋トレの情報がたくさん入ってきます。 スクワットをして下半身を鍛えるとランニングに効果的、脚を前後に開いて行うスプリットスクワットや前に移動しながら脚を曲げ伸ばしするフロントランジのようなはエクササイズはランニング動作に近…

腕を一生懸命振ったり脚を速く動かせば歩くスピードは速くできるのか?

「歩くのが遅く、人と歩いていてもどんどん遅れてしまう。腕を大きく速く振ったり脚も速く大きく出そうとするのだが全然速くならないんです。筋力が弱いからでしょうか?」という相談を受けました。 年配の方からこういった相談をたくさん受けます。実際に歩…

脚の筋肉を無駄使いするからマラソンで30kmを過ぎると脚が止まってしまう

マラソンをしている人から「30kmを過ぎると脚が動かなくなってタイムがなかなか縮まらない。最後まで脚を動かし続けられるようになるためにどんなトレーニングをしたらいいでしょうか?」といった相談が多く来ます。 脚が動くには筋肉が動かないといけません…

肩の筋肉を無駄使いするからマラソンで30kmを過ぎてくると腕が振れなくなる

市民ランナーの方からの相談で多いのが、「長い距離を走っているとだんだん腕が疲れて振れなくなってくる。」といったものです。 それに対して、「肩の筋力が弱いから後半に腕が振れなくなるので筋トレで肩の筋肉を鍛えましょう。」と言う人がいますが、いく…

脚を前後に大きく開くことがストライドを広げることではない

歩くのが遅いのが気になる、マラソンをしている方から走る練習をしているのになかなかタイムが縮まらないというスピードに関する相談もよく来ます。 歩くのが遅いという人も脚を動かす速さが遅いわけではありません。 マラソンのような長距離は100mのような…

ランニングフォームを良くすれば速く走れるようになる?

「速く走れるようになるために何を意識して 走ったらいいですか?」という質問がよく届きます。 相談に来る人の多くが筋トレや筋肉を柔らかくするためにストレッチングをしているのに速くならない、ランニング教室で腕や脚の動かし方を習っているのに結果に…

「マラソンのタイムは短縮したければピッチを上げればいい」は本当か?

市民ランナーの方がタイムを縮めよう、走るスピードを速くしようとした時に脚を速く動かそうとするケースがよく見られますがいくら脚を速く動かしてもランニングスピードはそれほど上がりません。 速度は距離÷時間で求めます。 小学校の算数で教わる計算です…

走っているといつも同じ方の膝や股関節が痛くなってくる

市民ランナーから来る相談で多いのが、走っていると片側の膝や股関節に痛みが出るというもので、ストレッチングで硬くなっている筋肉を解したり筋トレで筋肉を鍛えても走ってみるとやっぱり痛みが出てしまうというものです。 そういう人の実際の走りを見せて…

走ると股関節が痛くなるのは筋力が弱いのではなく痛くなるように走っているから

「走っていると股関節が痛くなるのは筋肉が弱いからだ。筋トレで筋肉を鍛えないと。」と思っている人は少なくないですが、筋肉を鍛えたところで痛みが解消されることはないでしょう。 何かをしていて痛くなるとその動作で使われる筋力が弱いからだと単純に考…

筋トレの成果がパフォーマンスに100%繋がるわけではない

ゴルフでドライバーの飛距離を伸ばしたい、ランニングでタイムを縮めたいなどスポーツのパフォーマンスをアップさせたいという方達から「どんな筋トレをしたらいいか?」といった質問が来ます。 最近は様々なスポーツの選手がパフォーマンスを高めるためにこ…

走る時に“肩甲骨から動かす”腕振りは必要ない

市民ランナーの多くが速く走ろうとすると腕をしっかり振って走ろうとします。 「正しいフォームで走るためには腕は肩甲骨から動かす意識で肘を引くように振りましょう。」というような指導を目にしたり耳にすることがあるので、そういう走り方をしている人も…

走っていると肩が凝ってくる。原因は?改善法は?

今回は走っているとだんだん肩が疲れる、肩が凝るという相談。 実際に走っているところを見せてもらうと肩が疲れる、凝るように使っていた。 いくらストレッチングをしたり硬くなった筋肉を押したり揉んだりしてマッサージしてみたり、筋膜リリースをして硬…

ランニングフォームを意識して走っているのにすぐに脚が疲れるのは筋力が弱いから?

「ランニングフォームに気をつけて走っているのにすぐに脚が疲れたり、息が苦しくなってしまう。体力を付けるためにどんなトレーニングをしたらいいか?」といった相談をよく受けます。 マラソンや長距離走というとスタミナが必要だと思う人もいるでしょうが…