筋トレ
「筋トレは反動をつけてはいけない、正しい筋トレは反動をつけないで丁寧に行うもの」とよく言われます。 フィットネスクラブに勤めていましたが、最初の研修で上司から「反動をつけてはいけない。そういうやり方をしている人がいたら注意するように」と言わ…
関節の可動域は筋肉が制限しています。 筋肉が硬いと大きな可動域で動くことはできません。 そういったことから、「狭い可動域で筋トレをすると筋肉が硬くなる。大きな可動域で行うのが正しい筋トレのやり方」と言われます。 しかし、筋肉は使っているように…
一般の方の間でも筋トレをした方が良いという考えが浸透してきています。 たしかに体を動かすこと、筋肉を動かすことは大事なことだと思います。 しかし現場でいろんな方を指導していて感じるのは体が硬い人、筋肉が縮んで硬くなっている状態で筋トレをして…
股関節に痛みがあるという方に共通しているのは腰、お尻、太ももの筋肉が緊張して硬くなっていることです。筋肉が縮んで硬くなっているせいでスムーズに動くことができず、関節もスムーズに動いていないといった感じです。 それでは硬くなっている筋肉をスト…
ジムのようにいろんな道具があればいろんなトレーニングができますが、そういった特別な道具がない環境でもトレーニングはできます。 筋肉は速筋線維と遅筋線維があります。 遅筋線維のメインは抗重力筋なので日常生活で使っていれば衰えることはありません…
楽なトレーニングでは身体は変わらない、頑張ってトレーニングした人だけが変われるというようなことが言われますが、汗を大量にかき、終わった後に倒れこんで立ち上がれないほどのトレーニングは“やった感”はありますが、そんなに頑張った筋肉は緊張で硬く…
日頃体を動かしていないと筋量や筋力が低下してしまいます。 体力レベルの低下を防ぐ、アップするトレーニングでよくあるのが体力が低い、日頃動かしていないから強度を下げてうつ伏せや仰向けなど寝た姿勢で行うものです。 日常生活は立った状態で動く、移…
体が重い、腕が上げにくい、イスのしゃがむ・立つがやりにくい、歩いていて脚が重く感じる、階段を昇ろうとした時に足が段差に引っかかるなど体を動かすことに関する相談もよく受けます。 何かの動作がやりにくいというと一般的には筋肉が弱い、体が硬いなど…
トレーニング指導のなかでスクワットがうまくできない、しゃがむことが難しいというケースがあります。 最近は日常生活でもイスに座ることが多いために深くしゃがむことが難しいということもあるでしょうが、イスの高さまではお尻を沈める、立ち上がるという…
年配の方から筋肉量の低下に対する不安、悩みといった相談が来ることがあります。 筋肉は若くても歳を重ねていても筋肉が大きくなるような刺激を与えれば同じように変化するという研究結果もありますので年齢を気にする必要はありません。 実際、年配のクラ…
ある動作をした時に動きがぎこちない、スムーズにできないという問題はよくあります。 そういった時にその動作の中である筋肉が少ないから、筋力が弱いからと言われることがあります。 その筋肉を鍛えて筋肉量を増やし、筋力をアップさせればその動作が良く…
今回はスクワットをすると膝が内側に入ってしまうという相談。 一般的にこういった動作になってしまうと体が硬い、太ももの内側の筋肉やお尻の筋肉が弱い・使えていないなどと言われますが、大抵は脚の捻じれか使い方の問題です。 X脚やO脚のような脚に捻じ…
ゴルフをしている方からの相談で多いのが腰の痛みです。 腹筋が弱いからゴルフスイングで捻りの動きをした時に腰に痛みが出ると勘違いしている方がほとんどですが、腹筋が弱いから腰が痛くなるわけでもありませんし、腹筋を鍛えるような運動をしても痛みの改…
体型は筋肉の使い方が現れます。 姿勢やスタイルの崩れの原因は日頃の動作、体の使い方の癖にあります。 アンバランスな状態で体を動かせばある部分には大きなストレスがかかって筋肉が大きくなり、使われていない部分の筋肉は弛んで萎んでしまうようなこと…
年配のクライアントさんからよく相談されるのが、「最近、歳をとったせいか身体の衰えを感じる」というものです。 しかし、年齢を重ねると全員が身体の機能が衰えていくのかというとそうでもありません。 80代の方のトレーニングを指導したこともありますが…
年配の方から相談されるお悩みで多いのは「姿勢を良くしたい」、「いつまでも自分の脚で元気に歩きたい」というものです。 姿勢については、現代の人に多いのがずっと座りっぱなしで長時間いることです。 そうすると脊柱起立筋が弱ってしまい背中が丸くなっ…
「筋トレすると体が硬くなるのか?」ということがよく話題になります。最近よく言われる科学的根拠というもので言えば筋トレをするほど柔軟性が上がるという研究報告もありますが、実際の現場で筋トレをして筋肉が緊張し動きも硬くなってしまったという相談…
SNSなどで姿勢を良くする、腰や膝の痛みを改善する、○○を引き締めるなどいろんなエクササイズの動画がたくさん紹介されています。 ところが動きが難しい、それを真似てやってみると腰などに痛みを感じるなどの相談を受けることがあります。 そういうことがで…
一般的に筋肉を大きくするためのトレーニングのやり方というと「10回が限界くらいの負荷、重さで3セットはやらないといけない」と言われます。 きついこと、辛いことが好きな人はそれでもいいでしょうが、多くの人はそんなことは続きません。 脳は楽、楽しい…
腰痛、ひざ痛など様々な痛みについての相談のほとんどが病院でレントゲンやMRIを撮っても特に問題がないというものです。 特に多いのが○○をすると痛いというものです。 歩く、走るで腰が痛い、膝が痛い、アキレス腱が痛い、イスの座る立ち上がるで膝や腰が痛…
甲子園が終わって1ヶ月が経とうとしています。 優勝した高校がハードな筋トレと食事トレーニングで体を作ってパワーを付けたというような話を聞いて同じようにパワーを付けようと筋トレと食事トレーニングを取り入れ始める高校も増えているようです。 トレー…
胸を張って背筋を伸ばした姿勢が良い姿勢ではないと何度も書いていますが、そういった姿勢はスタイルにも影響してきます。 女性からの相談で多いのはスタイルについてで、「肩幅が広くてがっちりして見えるので華奢にしたい」といったものもあります。 体重…
デッドリフトをすると腰が痛くなったり翌日に腰に強い筋肉痛が出るという相談は多い。 原因については腹筋が弱い、太ももの裏が硬いからなどいろいろなことが言われるが、デッドリフトをすると腰が痛くなる、筋肉痛が出るのはそうなるようにやっている、やり…
「○○というエクササイズは普段の生活では使わない筋肉を鍛えるトレーニングです。」というようなことがよく言われます。 なぜ普段使われない筋肉をわざわざ筋トレのエクササイズで鍛えないといけないのでしょうか。 筋トレで鍛えたところでその筋トレの動作…
健康維持増進目的の方だけでなくスポーツをしている方のなかでも筋トレが重要だということが認識されてきてジムでも多くの方が筋トレをしています。 しかし、「筋肉を付けすぎるとスポーツに悪影響がある」、「筋トレばかりして柔軟性がなくなって動きが悪く…
ランニングをすると太ももの前に筋肉痛が出るという相談が来た。 走ると筋肉が疲労する、筋肉痛になるのは仕方がないと思われがちですが、そもそも走ると太ももの前に筋肉痛が出るというのは太ももの筋肉ばかり使って走っている、スムーズな走りができていな…
腰のひどい張りで悩んでいる人から相談を受けました。姿勢をチェックしてみると、・猫背気味・骨盤の向きも捻じれている・左右の肩・腰の高さが違っているなど体幹に捻じれ、傾き、歪みがありました。筋肉を触ってみても緊張でガチガチでした。 そこで全身の…
大きな筋肉をしているのに走るのが遅い、打ってもボールが飛ばないといったことがあると「筋トレでつけた筋肉は競技に使えない」、「筋肉を増やすと動作スピードが遅くなる」などと言われます。 速く走る、速く振るための条件を考えてみると筋肉(速筋線維)…
ブレない=体幹が強い、ブレる=体幹が弱いと簡単に結びつける人がいますがランニングのための体幹の強さはランニングをすることで作られます。 走っていて体幹がブレるのは体幹が弱いからではなく「走り方」の問題です。 市民ランナーの方のトレーニングを…
ゴルフクラブや野球のバットの重さより重いダンベルやバーで素振りしたりしている人をよく見かけます。 ダンベルを楽に振ってパワーアップすればいつも使っているクラブやバットがもっと楽に振れるようになると思っているのでしょうが、そんなトレーニングを…